しかしこの直後、意外な言葉が！！
　慎二　「よし！これからは俺が１人で働いて稼がないと…。
　　　　　当然、仕事は辞めてくれるよな？」
なんと、慎二はさやかに仕事を辞めろというのだ！

　さやか　「私、辞めるつもりないわよ！」
　慎二　「母親が外で働いてるなんてありえないだろ！」

会社での普段の慎二とは正反対の発言！
実は、共働きに反対するのには理由があった。
幼い頃、共働きの家庭で育った慎二。
　慎二　「今日学校でサッカーやったんだ！
　　　　　僕もシュート決めたんだよ！」
いつもひとりぼっちだった。

　慎二　「お母さん、早く帰ってこないかなぁ……」
自分の子供には、こんな寂しさを味合わせたくなかったのだ。
しかし！

　さやか　「子供を産んでも働くのはいいことだって
　　　　　　会社で言ってたじゃない！
　　　　　　出産後も仕事を続けられると思ったから
　　　　　　あなたと結婚したのに！」
そう、会社での慎二は出産後も働く女性に理解があったのだが・・・

　慎二　「他人の家庭ならいいけど、俺はイヤなんだよ！！」
だが、仕事にやりがいを感じ、一生働き続けたいと思っていたさやかは

　さやか「私は、まだまだ仕事を続けたいのよ！」
　慎二　「子供のためだ！　仕事は辞めろ！」
　さやか　「どうしても辞めろっていうなら、
　　　　　　あなたと離婚してお腹の子と２人で生きていきますから！！」
果たして、出産後、妻が働くことを認めない夫と離婚できるのか？