健司　「上司に仲人頼んだのに、赤っ恥だよ！」
そしてこの直後、健司からとんでもない要求が！

　健司　「お前、指輪返せば済むと思ってんのか？」
　悦子　「えっ！？どういう意味？」

　健司　「お前のために、２００万円で買ったこの指輪…」
　悦子　「２００万円もしたの？じゃあすぐ売っちゃって、
　　　　　お金にすればいいじゃない」
　健司　「売っても二束三文にしかならないんだよ！」

確かにモノにもよるが、婚約指輪を売っても
せいぜい買った値段の１０分の１が相場。
つまり、２０万円程度にしかならない。

　健司　「指輪だけじゃなく、価値が下がった差額分１８０万円も
　　　　　現金で返してくれよ！」
　悦子　「えーっ！そんなぁ」

つまり健司は、指輪が２０万円でしか売れないので、
残りの１８０万円は現金で返せ、と言うのだ。

　悦子　「嫌よ！もらった物を返すんだから、それでいいじゃない！
　　　　　それに私、そんなに高い指輪欲しいなんて言ってないわよ！」
　健司　「うるさい！婚約を解消したいって言ったのはお前だろ！
　　　　　指輪の差額１８０万円も、きっちり返してもらうからな！」
果たして、婚約指輪だけでなく差額分１８０万円も現金で返さなければならないのか？