果たして、過失は相手の方が大きいのに、
  相手よりも多く払わなければならないのか?

払わなければならない

今回の場合、損害額と過失額を計算した結果、
直子の方が偶然高くなったという訳なので、
払わなければなりません。


< 石渡弁護士の解説 >
自転車同士の場合でも、
車と同じように過失割合に応じて損害額を計算します。
今回のように、計算した結果高くなってしまった場合には、
やはり払わなければならないということになります。