北村弁護士の見解

霊園というのは宗教法人が本来やるのですが、檀家も少なくなって
左前(経営が悪いこと)になっている。
そういう宗教法人の名義を借りて、
金儲けに利用する業者がいるわけですね。

未来永劫というのはどこまで調査できるか難しい。
ただ、10年20年の単位はちゃんと保障して欲しい、
と思うわけではないですか。
どうしたらいいのかとなれば、業者の信用調査ですね。
極小さい費用で調査するなら、不動産の登記簿謄本を請求して、
どういうところからお金を借りているか、その額はどうか確認する。
登記簿謄本である程度分かるようになってますので。
もう一つはインターネットでその会社の信用を調べることですね。

―番組補足―
近年、営利目的で霊園の管理を行う民間業者が増えている。
しかし、民間業者が倒産し、霊園の管理を放棄した際、
墓地の契約者が支払った墓石の代金、永代供養料が
返ってこないというトラブルが増えている。


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