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太一 「早紀!誰そいつ?」
早紀 「あっ!太一さん!
私、この人のこと、好きになっちゃったの!」
太一 「えっ?」
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早紀 「お願い!私と別れて!」
太一 「はあ!?」
あまりにも勝手な別れ話!
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太一 「お前ふざけるなよ!
結婚式の日取りだってもう決まってるんだぞ!」
早紀 「わかってるわよ!式のキャンセル料は私が全部払うし、
慰謝料だってあげるわよ!」
早紀は、結婚式のキャンセル料と婚約破棄の慰謝料を払うという。
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しかし大問題が!
太一 「買った家はどうするんだよ?
今さら売ったって元なんて絶対取れないだろ!」
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確かに購入した3000万円の一軒家は立地条件が悪く、
売れたとしても2000万円。1000万円の赤字になる。
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早紀 「だったら、あなたが住めばいいじゃない」
太一 「あんな不便な一軒家に一人で住めるかよ!
家を売った残りの差額もきっちり払ってもらうからな!」
早紀 「絶対にイヤ!」
果たして、突然婚約破棄をした彼女から、
新居で損した1000万円を全額取り返すことはできるのか?
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