「自転車事故での過失割合」

2012年に起きた交通事故の件数は、およそ66万件。
そのうち、およそ2割に自転車が関与している。

通勤中のこちらの女性。
そこへ…
 男性 「うわっ!!」
 女性 「えっ!?キャ−!!」

 女性 「ちょっと!どうしてくれるんですか!?」
 男性 「すみません!」
幸い2人に怪我はなかったが、お互いの自転車は全壊。

事故の原因は
 男性 「遅刻だよ〜!」
男性の前方不注意。

警察に連絡した後、
2人は自動車事故と同様にお互いの過失割合を決める事に。
 男性「今回の事故は、9対1で僕が悪いという事でどうでしょうか?」
 女性「えぇ、それでいいですよ」
男性は非を認め、お互いの自転車の弁償額を
女性は1割、男性は9割負担する事で話はまとまった。
ところが…

 女性 「えっ?何これ!?私の負担する金額の方が高いじゃない!?」

実は、女性の自転車が1万円なのに対して、
男性の自転車は20万円の高級品。
9対1の過失割合で計算すると
男性が払う弁償額が9000円なのに対して、女性が払う弁償額は2万円に。

 女性「私の方が多く払うのはおかしいでしょ!」
 男性「9対1で弁償するってお互い了承したんだから、
    今さら変えられないでしょ?」
果たして彼女は、
相手の方が悪いのに2万円を払うのか?

 
2万円払う
2万円払わない