友達同士などで一緒に住み、各自が決まった家賃を払うシェアハウス。
若者を中心に人気を集め、
ここ10年で入居者数は5倍に増えている。

シェアハウスとは、
一軒家などで何人かで共同生活。
各自の個室とは別に、キッチン・リビングなど共用スペースがあり、
事業者が運営・管理を行う。
敷金・礼金・保証人は不要の場合が多い。

最近では、入居者の平均年齢76歳の高齢者向けシェアハウスや、
互いに子育てを助け合うシングルマザー専用の
シェアハウスなどもある。

だが、他人との共同生活は、
なにかとトラブルも少なくない。

例えば、こんなケース。
一軒家タイプのシェアハウスで、
それぞれ5万円ずつ家賃を払い、
3人で暮らしていた。

ある日突然、
　男A　「俺さ…来月から留学する事にしたからさ、家出て行くよ！」
　男B　「はぁ？何だよ突然！」
　男C　「来月からお前の5万円分どうすんだよ？」
　男A　「2人で折半してよ。7万5千円ずつ」
　男B男C　「え〜？イヤだよ！」

だが、こんな場合でも大丈夫。
一般的にシェアハウスは運営事業者が貸主となり、予め賃料を固定。
借主それぞれと個々に契約を結ぶ。
つまり、同居人が1人減っても、
残り2人の家賃が増える事はなく、
当初の契約通り、支払いは1人5万円のままでOK！

今夜は、現在人気のシェアハウスでトラブルに巻き込まれないよう、
弁護士軍団に解説して頂きます！