北村弁護士の見解

普通は増税前に家を買った方が得だと思われがちですが、
実は、増税後に買った方が得な場合があります。

その一つが住宅ローン減税です。
住宅ローン減税とは、ローンを組んでマイホームを買うと、
所得税などが控除される仕組みで、
2014年4月から2017年12月までに入居する場合、
例えば年収500万円の人が3000万円の物件を購入し全額ローンを組んだ時に、
住宅ローン減税を利用するだけでも、
増税後の方が10万円得になることになります。

ローン限度額など一定の要件がありますが、
最大10年間400万円が所得税などから控除されます。

実はこの制度は増税前からあるんですが、
この消費税増税を受け、
住宅購入者の負担を減らすために減税の限度額が2倍になりました。


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