大渕弁護士の見解 これは結婚して30年間の、50代半ばの夫婦の間で起こった離婚訴訟の判決なんです。 妻の側は、『夫が思い通りにならないと暴力を振るったり暴言を吐いたりするから離婚したい』 と申し立てたわけなんですけど、 これに夫は『理由なく暴力を振るった事はないし、妻にも落ち度はあったし、 まだまだやり直せるから離婚したくない』 という風に主張したんですね。 両方の主張を聞き終わった裁判官はこのように言いました、 「どこを探しても見つからなかった"青い鳥"を探すべく じっくり腰を据えて真剣に気長に話し合うように」 という風に話して妻の離婚の請求を認めなかった、という判決です。 |