本村弁護士の見解

中高年の再婚では、結婚はするが籍を入れないという
事実婚という形をとる方が最近増えています。
ただ、やはり籍が入っていないと
法律上かなり不利になる場合がありますから、注意が必要です。
例えば、相続税の扱いで差が出ます。
もし籍が入っていれば、
夫から妻へ相続した1億6千万円以下なら
妻には相続税がかからないという、
相続税の「配偶者税額軽減」が受けられます。
ところが籍が入っていないと、この税額軽減が受けられません。


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