「経済的DVで離婚できる?」

今回の相談者は、専業主婦の西田香織さん(仮名・30歳)。
香織は1年前、会社の同僚だった孝彦と結婚。
幸せな結婚生活を送るはずだったが・・・

 孝彦 「はい、今月の食費」
 香織 「(心の声)また2人で3万円か・・・」

孝彦は、自分の月収30万円を自ら管理。
香織に渡されるのは、ひと月でこの3万円のみ。
日用品も細かく切り詰められ、香織が自由に使えるお金は一切ない。

さらに・・・
 香織 「今日、友達とランチに行きたいんだけど・・・」
 孝彦 「いいよ」
月に1度は友人との外食を許されているが・・・

 孝彦 「どこ行くの?」
 香織 「駅前のカフェに行くつもり」
 孝彦 「あそこのランチって900円だよね。
      じゃあ税込みで972円か、はい」
必要最低限のお金しか貰えない。

一方孝彦は・・・
 孝彦 「今日は仕事の付き合いで、夜は飲んでくるから」
 香織 「・・・」

 香織 「あなた、明日の予定は?」
 孝彦 「明日は部長とゴルフだよ」
仕事の付き合いを理由に、自由にお金を使っていた。