12月1日夜にシンガポールで開催された「アジア・テレビジョン・アワード2005」において、「たったひとつのたからもの」がシングルドラマ部門のグランプリ(最優秀作品賞)を受賞しました。
今年で10回目を迎える授賞式には各国のセレブが集まり、ビデオ・スチールカメラの放列の中、熱烈な歓迎を受けて主演の松田聖子さんが会場入りしました(写真1)。
会場に緊迫した空気が流れる中、最優秀賞の受賞作品として、「The One and Only(たったひとつのたからもの)」の名が読み上げられると、松田聖子さんは驚きの表情で立ち上がり、番組制作スタッフと一緒に満面の笑みでステージに上りました(写真2)。そして「このようにすばらしいプロジェクトに関わることができたことを、本当に幸せに思います」と感謝の気持ちを英語でスピーチしました。アジアでも知名度の高い松田聖子さんは、今回はエンターテインメント部門賞のプレゼンターも務めました。
(写真1) |
(写真2) |
【松田聖子さん 受賞のコメント】
「このドラマには3人の男の子(秋雪役)が出演しました。彼らはたくさんの力と情熱を注いで撮影を頑張りました。そしてこのドラマに関わったすべての人達も皆一生懸命頑張りました。私はこのようにすばらしいプロジェクトに関わることができたことを、本当に幸せに思います。本当にありがとうございました。」
この賞にはアジア14カ国から、ドラマ、アニメ、報道、ドキュメンタリーなど33部門に、1,400件以上の番組がエントリーされています。これまで日本テレビでは、2002年に「ゴールデンボボウル」がシリーズドラマ部門で初めて最優秀賞を受賞、2003年には、情報娯楽部門で「伊東家の食卓」、長編アニメ部門で「花田少年史」が、2004年には娯楽番組部門で「仮装大賞」、アニメーションシリーズ部門で「ごくせん」が、それぞれ最優秀賞に選ばれており、4年連続の受賞となりました。この式典の模様はアジア各国に生で配信され、放送されました。
参考情報
【アジア・テレビジョン・アワード】
開催日時: |
2005年12月1日(木) 20:00-22:00(現地時間) |
開催場所: |
シンガポール国立大学カルチャーセンター(UCC) |
主催者: |
テレビジョン・アジア(テレビ業界情報誌) |
後援: |
シンガポール政府 Media Development Authority |
応募参加国数: |
シンガポール政府 Media Development Authority |
応募参加国数: |
アジア14カ国(中国、韓国、台湾、インド、タイ、マレーシア、日本等) |
エントリー数: |
33部門 1,450件 うちノミネートは150件 |
【たったひとつのたからもの】 2004年10月26日放送 http://www.ntv.co.jp/takaramono/
天から授かったわが子に異状が見つかり、余命1年と宣告されたら―。
子供がダウン症と診断された夫婦の6年2ヶ月にわたる戦いを描いた壮絶な愛の記録である、このドラマは、平均視聴率30.1%をマーク。平成16年度文化庁芸術祭の参加作品です。
<出演者> |
佐藤 由美 | 松田 聖子 |
佐藤 幸太郎 | 船越 英一郎 |
佐藤 秋雪 | 杉森 翼(6歳) 後藤 響(3歳) 辻 智基(1歳) |
他 |
日本テレビ放送網株式会社 総合計画室 総合広報部
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