11月6日(水)に行われた第72回民間放送全国大会において、日本テレビ放送網株式会社(以下「日本テレビ」)が2023年7月期に放送した連続ドラマ『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』がテレビ・準グランプリを受賞したことをご報告いたします。

 日本民間放送連盟賞(民放連賞)は、質の高い番組がより多く制作・放送されることを促すとともに、CM制作や技術開発の質的向上と、放送による社会貢献活動等のより一層の発展を図ることを目的に、日本民間放送連盟(民放連)が創設した賞です。番組については視聴者・聴取者という別の視点からラジオ、テレビ別に選考を行い、国民の期待に応えるとともに放送文化の向上に寄与した作品をグランプリ・準グランプリとして称揚しています。今年は、ラジオ・テレビ別に番組部門全種目の最優秀とこれに次ぐ優秀1番組の計8番組を対象に、選考が行われました。この中で『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』がテレビ部門の準グランプリに選ばれました。

 選考理由としては「同調圧力の空気感といった得体のしれないものが深刻ないじめを生むという怖さがリアリティをもって伝わり、真に人に寄り添うとはどういうことなのかを考えさせられた。制作者のなかにある切実さ、怒り、悲しみ、危機感を感じた。設定の斬新さに溺れることなく、硬派でストレートに人の心を描いている見事な作品である」と述べられました。

 日本テレビが民間放送連盟賞の準グランプリを受賞するのは2006年の『火垂るの墓』以来、18年ぶりの快挙となります。

 日本テレビコンテンツ制作局:鈴木勇馬(演出)のコメント
 「このような評価を頂けたこと、心より感謝致します。このドラマは様々なつらい思いをしている人、特に高校生たち、若い人たちに向けて、スタッフ・キャスト一丸となって『生きよう』『生きてほしい』というメッセージを込めて制作いたしました。放送から一年ほど経ちますが、今もどこかで誰かを救う作品になっていたらうれしいなと思います。本当に素晴らしい賞をいただき、ありがとうございました」

以上
日本テレビ放送網株式会社 総務局広報部