第492回日本テレビ放送番組審議会は、『満天☆青空レストラン』に関しての合評を行いました。
合評に先立って、4月から9月までの番組種別放送時間の報告がありました。

『満天☆青空レストラン』は、日本全国の有名な食材の産地に出かけ、地元の人々の食材に対する愛情とこだわりや、食材自体が持つ素晴らしい力を追求しながら、地元の絶品料理を紹介する番組です。

  • 蕎麦がどうやって出来ていくのかを知らなかったので、食育の点でも勉強になった。名人として出てきた女性が、どういう立場なのかを少しでも知りたいと思った。
  • タイトル通り、食材の料理や試食を屋外でやっているのが良いコンセプトだと思った。ただ、地元の人しか知らない町だったので、地図には県庁所在地か、知られている市を入れてくれれば、もっと場所が分かりやすかったのではないかと思う。
  • 健康旅番組のようで、気持ちよく見られた。土地が持っている不思議な魅力に出会ってみたいと思った。ゲストなども自然な形で良いと思う。
  • 出てくる食材が珍しいのと、地元の人との関わりも含めて非常によく出来ていると思った。見ていて「DASH村」を思い出したが、日本テレビはこういう形が得意だなと思った。
  • 蕎麦が地元の湧水で茹でると黄色くなるのがどうしてか?ということも、 ちょっと入れて貰いたいと思った。大学の研究室に委託研究してもらったりして、解明出来たらよいと思った。
  • ゲストが若干うるさいと思った。「うまい」は良いが、あまり下品にならないようにしたほうが良いし、「美味しい」という言葉も、もう少し深みが欲しいと思った。
  • 地域ならではの食材を取り上げ、生産方法から収穫まで紹介し、タレントも収穫に参加する形になっている。料理も何点も紹介しているのが素晴らしいと思った。
  • テレビで食材を取り上げて貰うのは、地方の誇りとなり、宣伝効果も抜群なので、その経済効果も合わせて、地域の活力を高める良い番組だと思った。

この御意見を受けて、日本テレビ側は次のように答えました。

「『名人』と呼ばれる人たちは、生産に対してこだわりを持っている方を選んでいて、地元のJAや漁協の方に相談してご紹介していただく場合もあります。情報の掘り下げや試食の感想などについてのご意見は、今後の参考にしたいと思っています。」