日本テレビ系1月期土曜ドラマ「イノセンス 冤罪弁護士」。この度、ポスタービジュアルが公開となりました。全員に共通するのは、白色に統一された衣装ということ！

そこに秘められた〝メッセージ″を解読するために、坂口健太郎さん・川口春奈さん・藤木直人さんの三人のポスター撮影をしている現場に密着。その様子をレポートします。

坂口健太郎さんの撮影は2パターンの衣装

撮影のトップバッターは坂口さん。有罪率ほぼ100％の日本の刑事裁判で、執念と科学実験を武器に冤罪を晴らすという奇跡を目指す弁護士・黒川拓を演じる坂口さんは、すべて白のカーディガン、カットソー、パンツというラフな衣装に身を包み登場しました。

弁護士とはほど遠い拓の衣装に関して、「僕はかっちりしているのは法廷のシーンだけなんです。あとはほぼゆるい、本当に弁護士なの？と思っちゃうような衣装です」という坂口さん。敢えて「ゆるい」感じを表現しているようです。

しかし、撮影が始まると坂口さんは、まっすぐにカメラを見つめ、カメラマンの「ポケットに手を」「少し目線を上に」などというオーダーに沿いながら、まるで冤罪弁護に立ち向かうような真剣な表情で挑みます。すると、撮影を手がけるカメラマンからは「すごい透明感」「表情がすごく綺麗」と称賛の声が。

続いて衣装をチェンジ。こちらも白のジャケット、シャツ、パンツと一色に統一。「法廷のシーン」をイメージしているようなフォーマルなスタイルです。

しかし、このコーディネートの中で唯一、白色ではないモノが。それは「弁護士バッジ」。自由と正義の象徴は、真っ白な衣装の中でひと際輝きます。そんなフォーマルなスタイルにも関わらずネクタイを緩めに締めており、個性的な拓の「ゆるさ」もしっかり表現しています。撮影を終えた坂口さんはカメラマンとがっちり握手していました。

藤木直人さんは研究者役 冷静な表情を見せる

続いて、藤木さんがスタジオに登場。犯罪における様々な実証実験を引き受けて拓を手助けする科学者・秋保恭一郎を演じる藤木さんは、白のロングコートに白のタートルネック。おろした前髪とともに落ち着いた雰囲気を醸し出しています。

カメラマンからは「腕を組んだポーズ」というオーダーを皮切りに、「コートのボタンをとめて」、「ポケットに手を入れて」などと様々なポーズのオーダーが。それにもひとつひとつ丁寧に応えていきます。

その完璧な姿にカメラマンは「一本線が通った感じ」「シャープな印象です。すごく良い」と太鼓判。まさに、他人に興味がないという秋保の役になりきっているかのような冷静な表情を見せた藤木さんでした。

川口春奈さんの撮影では、無茶振りも？

そして、最後に登場したのは川口さん。元気で明るいいつものイメージとは異なる白のジャケットに白のカットソー、膝丈のスカートというフォーマルな出で立ち。

今回、川口さんが演じるのは、拓に振り回される新米弁護士・和倉楓です。拓と楓の距離感について川口さんは「（拓と楓は）全然タイプが違うからこそ面白い部分」と語っており、ラフな拓とフォーマルな印象の楓のビジュアルの違いでも、二人の距離感が示されているようです。

川口さんは、「目力を強め」というカメラマンからのオーダーに真実を真っすぐ見つめる純粋な新米弁護士を演じきります。「きれい、いい感じ」というスタッフの声も上がり、順調かと思いきや、カメラマンからあるムチャぶりが！それは、「しかめっ面をしながら笑顔」というオーダー。

ここまでは、坂口さん・藤木さんの撮影とともに比較的表情を変えない、ポーカーフェイスとも言える表情が続いていたため、柔らかな女性らしさをプラスしたいという要望です。「しかめっ面」と「笑顔」という対照的なものを同時にするというオーダーには、さすがの川口さんも一瞬困ったような表情に。

しかし、そんな中でもなんとかオーダーに応えようと一生懸命にチャレンジする、新人弁護士役らしいフレッシュな姿が見られました。

そして最後には「最高のキュートな笑顔で」というオーダーに、満面の笑顔で応え撮影が終了。さすがの可愛さ溢れる笑顔で、スタジオもより和やかになりました。

この撮影では全員が白い衣装で登場。まさに純白という言葉がふさわしい姿は、「イノセンス」というタイトル通り、「潔白」をイメージしているのでしょう。ドラマでも、個性豊かなチームが、冤罪を晴らすという一つの目的のもと純白な気持ちで頑張っていく姿が楽しみです。

坂口健太郎・川口春奈・藤木直人が語る「イノセンス～冤罪弁護士～」意気込みと見どころ：
https://www.ntv.co.jp/innocence/articles/132xy2n9iiaoz816id4.html
「イノセンス～冤罪弁護士～」公式HP：
https://www.ntv.co.jp/innocence/