「主演・門脇麦のコンマスと田中圭の左手がリアル」 新水曜ドラマ『リバーサルオーケストラ』の音楽監修・新井鷗子さんと オーケストラ監督・榊原徹さんも唸る俳優陣のスゴさ!
「主演・門脇麦のコンマスと田中圭の左手がリアル」
新水曜ドラマ『リバーサルオーケストラ』の音楽監修・新井鷗子さんと
オーケストラ監督・榊原徹さんも唸る俳優陣のスゴさ!
佐藤真知子アナウンサーがMCを務める日曜深夜のトーク番組「イントロ」は、毎回、個性豊かな方をゲストに迎え、日テレの番組の新たな楽しみ方を提案!
「イントロ」=「番宣」、みんなのキッカケになる番組です。
1月8日(日)深夜放送回のゲストは、新水曜ドラマ『リバーサルオーケストラ』(1月11日よる10時スタート)の音楽監修・新井鷗子さんと、オーケストラ監督・榊原徹さん!新井さんは数々の音楽番組の監修を手掛ける音楽のエキスパート!榊原さんは神奈川フィルハーモニー管弦楽団の音楽主幹を務めています!今回は佐藤真知子アナに代わって、学生時代は吹奏楽に青春をささげた河出奈都美アナがドラマの見どころをたっぷり伺いました!
音楽監修やオーケストラ監督は具体的にどのような役割を担うのでしょうか?音楽監修の新井さんは「ストーリーの参考となるようなクラシック音楽の知識やエピソードを提供します。例えば、“演奏曲はこの曲がいい”とか、“この楽器を取り上げると面白いよ”とか。クラシック音楽に関するネタも全てチェックします。やはりドラマなのでエンターテインメントに誇張しなければいけない部分もあって、フィクションとリアリティーのバランスを取っていくのが音楽監修の仕事です」。一方、オーケストラ監督の役割について榊原さんは「このドラマはお芝居とともに音楽の演奏シーンがたくさん出てきます。私共、神奈川フィルハーモニー管弦楽団だけではなくて、俳優さんが素晴らしい演奏をたくさんしますので、その演奏シーンのチェックをしています」。
俳優陣は昨年夏からマンツーマンレッスン
お二人がそれぞれ監修・監督を務めるドラマ『リバーサルオーケストラ』は、門脇麦さん演じる天才ヴァイオリニスト・谷岡初音と田中圭さん演じる超強引なマエストロ・常葉朝陽がポンコツオーケストラを大改造していく一発逆転の音楽エンターテインメント。榊原さんたちは今回、俳優陣への演奏指導もしています。「私は指揮者役の田中圭さんに指揮のレッスンを、クランクインする前に10回ほどしましたし、それからも続いています。ほかの俳優さんも夏ごろから先生に就いて、自分で楽器を持ち帰って、マンツーマンのレッスンを何回も受けて挑んでいます。5人の俳優さんが弦楽器を担当しているんですけど、その中でも門脇麦さんが演じる初音はコンサートマスターです。コンサートマスターはヴァイオリニストの中でも指揮者の代わりをすることもあるぐらい、リーダーとして楽器もうまくなくてはいけないし、人望もなくてはいけない大役。例えば、演奏の前にはチューニングといって、オーボエが出す音にまずコンサートマスターが音を合わせて、それからみんなが合わせる。こういう段取りも門脇さんは一つずつ勉強して、オーケストラをうまく進行させる技術も同時に表現しています。そういうところも面白いと思います」。
演奏だけでは分からない“オーケストラの裏側の技術”にも注目のドラマ『リバーサルオーケストラ』。その番宣=イントロをお二人に発表していただきました!オーケストラのプロフェッショナルが伝えたいイントロがこちら!
榊原「ドラマと侮るなかれ!」
新井「アレも!コレも!!細部がやたらとリアル!!!」
榊原「今回著しく出てくる『ポンコツオーケストラ』という言葉にひどくシビれました。日本のオーケストラは50年ぐらいたつオーケストラが多いんですけど、みんな1970年代から苦労して一つずつ積み上げてきた。その黎明期はどこもポンコツだったはずです。今回は架空の町のオーケストラですけど、みんなで苦労しながら、ポンコツだけど音楽好きのプロがのし上がっていく。これをドラマで書き上げてくださることにシビれました」
新井「オーケストラが練習しているリハーサル会場のセットや、オーケストラの事務局の受付に置いてある小物まですごくリアル。事務局の廊下に貼ってあるポスターもまさに“こういうのあるよね!”という感じ。オーケストラのテーマパークにいるみたいです」
榊原「ウソがないようにと、私共の神奈川フィルに美術さんが何度もいらして、写真も撮って、本当にプロの楽団そのもの、細部がドラマティックです」
新井「各奏者の服装や雰囲気もすごくリアル。コンサートマスターは高根の花なんだけど、その隣にちょっとキレイなお姉さんがいて、弓香役の行平あい佳さんはまさにピッタリ。みどり役の濱田マリさんも完全にヴィオラ奏者として溶け込んでいます。オーボエの穂刈役は平田満さんですけど、オーボエの首席奏者って何げにおしゃれな人が多くて…」
河出「分かります!私の高校の先輩も小じゃれた感じの人だったんですよ!」
新井「あとチェロの玲緒(瀧内公美)が微妙に肌の露出が多い。“チェロあるある”です」
榊原「スタイリストさんが実際の演奏者のキャラクターを知っているかのように、みんなの衣装がそろっていて、そこがまた面白い」
新井「オーケストラの裏側が全部分かる『リバーサルオーケストラ』を通じて、クラシック音楽の奥深い魅力を感じていただけたら」
榊原「俳優さんがお芝居をしながらオーケストラとして素晴らしいドラマを作っています。このドラマを見てオーケストラに興味を持った人はぜひホールに足を運んで、実際の生のオーケストラをリアルに楽しんでいただきたいと思います」
衣装や小道具まで細かくチェックしたくなる新水曜ドラマ『リバーサルオーケストラ』は、1月11日(水)よる10時開演です!ぜひお楽しみください!
河出アナも指揮者に挑戦
学生時代に吹奏楽部でフルートを演奏していた河出アナに、榊原さんが特別に指揮のレッスンをしてくださいました!
「指揮者は、右手でテンポを決めてオーケストラ全体を運び、左手でさまざまな表現をする。笑ったり、悲しんだり、怒ったり、悩んだり、いろんな表現を左手で伝えるんです。右と左を別々に動かして伝えることがとても重要」と、まずは指揮者の基本を教える榊原さん。ちなみにマエストロ・朝陽役の田中圭さんは、この難しい所作を見事にこなしているとか。「指揮者の役をうまく演じるためには音楽もできなくてはいけないし、指揮者の心構えもなくてはいけない。田中圭さんも最初は右手を振ることから始めたんですけど、どんどんうまくなって、今では左手でオーケストラの才能を引き出すこともできるようになった」。これには音楽監修の新井さんも「田中圭さんの左手に注目です」と太鼓判。さあ、そのエピソードを踏まえて河出アナが指揮に挑戦!果たしてうまくできたのでしょうか…。
河出アナのチャレンジの様子や、まだまだ続いたこだわりの演奏シーンの話など、トーク完全版はYouTubeで配信中!