グローバルビジネス局
世界に売り込め!
日テレ人気番組
海外でフォーマットが
大人気
コンテンツビジネス部
長島 総子Fusako Nagashima
2015年入社
教養学部 卒
広告会社系列企業で音楽ビジネスに携わり、海外タレントのCM出演契約や外国楽曲の日本での権利管理・活用などを担当。その後、ゲーム会社の海外ビジネス部門で海外ゲーム市場の調査、ライセンス契約担当などを経て、2015年に日本テレビ入社。
TV局は日本で最大の
コンテンツ供給会社
小さい頃から海外ドラマが大好きで、「ナイトライダー」や「冒険野郎マクガイバー」などをよく観ていました。そうした背景もあって「海外・権利・コンテンツ」というテーマのキャリアを歩んでいた私は、「どうせなら日本で最大のコンテンツ供給会社であるTV局で働いてみたい!」という強い想いがありました。そんな折、日本テレビで、「海外・権利」という自分のキャリアを生かせる中途採用のチャンスがあると知り、チャレンジしたいと思いました。さらに、日テレは配信事業など新しい取り組みを積極的に行っている印象が強かったことも私には魅力的でした。
シンガポール版
「はじめてのおつかい」も実現
入社当初、日本のTV局が海外番組販売以外で、海外で新規ビジネスを立ち上げる挑戦はまだ始まったばかり。日本テレビは民放各局の中でも新規事業に大変積極的で、私のキャリアを生かすフィールドは想像していた以上に広いことを知ってとても嬉しかったです。現在は2カ月に一度は海外に赴き、日本テレビの番組フォーマット(企画内容や制作ノウハウ)を、海外の放送局・制作会社・配給会社に売り込むセールスと、それに伴う契約作業を担当しています。これまでに日本テレビが海外に販売した番組フォーマットをもとに制作された現地版の番組は、すでに世界各地で放送・配信されています。例えば、シンガポールでは「はじめてのおつかい」が放送されましたし、最近日本で放送した「極限ルームズ」のフォーマット販売も始まりました。家でテレビを見ているときも、「この企画は海外で売れそう」と、ついビジネス目線で見てしまいます。
日テレ発番組を世界中に広めたい
現在の目標は、自分がフォーマット販売した番組を世界中の人に見てもらうことです。日本テレビで放送されていた「¥マネーの虎」のフォーマットは、現在イギリス、カナダ、オーストラリア、ロシア、ドイツ、ナイジェリアを含める35以上の国と地域で現地版が制作され、アメリカ版はエミー賞を受賞。アメリカやイギリスで制作された現地版番組はさらに多くの国で放送されています。そのように、「世界中の人が知っている日テレ発の番組」をもっとカタチにしていきたいですね。そのうえで、番組を作ったディレクター・プロデューサーたちが、「あの日テレのフォーマットをつくった方ですか?!」と世界中のエンタメ関係者から羨望の眼差しを向けられるような、有名人にしていくお手伝いができれば嬉しいです。
世界のクリエイターと競い合う醍醐味
テレビをはじめとするエンタメコンテンツの仕事に関わっている人は、クリエイティブでユーモアのある方が多いです。それは日テレだけでなく、海外の放送局や制作会社といったエンタメ業界で働いている人も同じで、とてもエネルギッシュな方ばかり。日本にいてテレビを見ていると、テレビは国内市場を向いている印象を受けるかもしれませんが、世界のエンタメ業界の事情は全く違います。オランダやイスラエルの会社がつくったフォーマットが世界中でヒットしているなど、国際化はめまぐるしいです。日テレという会社を通じて、世界市場で勝負をしているクリエイターと一緒に仕事をし、そして競い合えることはとてもやりがいがあります。