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2023.08.28 mon
2023年 新入社員の声 vol.15
PROFILE
エンジニア部門
工学研究科 知能デバイス材料学専攻 卒
私の学生時代!
地元宮城で、のびのびとギターを弾いたり歌ったりしながら暮らしていました。ライブに向けてたくさん練習するのはもちろんですが、曲前のMCを練り上げたり、ライブ映像を制作してみたりと、「表現すること」そのものに強く心惹かれていました。大学院での研究は、レーザーを使って物体の内部組織を観察する顕微鏡の開発。「テレビ局で何の役に立つの?」という質問は面接で何度もされました。でも、研究が面白かったからそれで良いんです!趣味であれ研究であれ、ものごとへの興味関心は、就活というきわめて打算的なイベントとは無縁です。同じ言葉に頭を悩ませている就活生の皆さんは、どうか胸を張って”好き”に真っ直ぐでいてください。テレビ局で活きない”好き”はありません。
内定者時代、ギターと連動して映像が動くシステムを友人と作ったりもしました。
音楽×映像、どちらも僕の好きなモノなので最高にワクワクが詰まっていました!
Q.01
就活を始めたのはいつ?きっかけは?日テレに決めた理由は?
大学4年の6月。大学院進学を考えていましたが、「本当にこれでいいの?」と自分の心の声が強くなり、何だかここが人生の分水嶺のような、浮ついた気持ちで一杯でした。そこで改めて自分の人生を振り返ってみると、尊敬する先輩が大学祭のあとにかけてくれた、「テレビの仕事、向いてるんじゃない?」という言葉が、何より強い輝きを放っていました。就活に切り替えるには遅すぎる時期かとは思いましたが、たまたま後期採用をやっていた日テレに応募。VTR制作実習を通して、多くの人に映像を届ける人生っていいな、という思いを抱きました。その後、結局僕は大学院に進学しましたが、憧れは変わらず、テレビ局一本勝負の就活でした。そして、初恋の相手である日テレを選びました。
Q.02
採用試験の時、ES・エントリー動画・面接などで心掛けたこと
A
アイディアのストックです。テレビ業界は新しくて若いエネルギーを欲しているので、採用試験では自分なりの発想を求められることが幾度となくありました。けれど、いいアイディアは即興ではそうそう生まれません。日頃から企画や最新技術を書き溜めたネタ帳を作り、いかにも当意即妙に答えている風に振舞ってみてください。「この就活生、天才なのか…?」と思ってもらえるのかもしれません。加えて僕は、自分のアイディアをさらけ出しているときに一番自分らしくいられるなという自己理解があったので、この心掛けは面接中のメンタル管理にも大いに役立ちました。試行錯誤を重ねながら、あなたが一番“らしさ”を発揮できるやり方を模索してみてください。
動画選考で6人に分身してみました。
気が触れそうになりながら編集した記憶があります。
Q.03
印象に残っている研修や業務
ラグビーの試合で、観客の盛り上がりをAIで可視化するコンテンツを制作した業務です。制作チームからのご提案を受け、デザイナーの方にCG素材を制作していただき、技術チームでシステムを構築しました。制作・デザイナー・技術が一体となって打ち合わせやテストを重ね、完成度を高めていく中で、改めてテレビ局としてのチームワークの強さを実感しました。そして迎えた当日、自分が関わったコンテンツがオンエアに乗った瞬間は、ドキドキのヒリヒリでした。配属されて間もないですが、刺激に満ちた仕事にチャレンジさせてもらっています。誰かの「伝えたい」という思いを技術の力で形にするのは、とてもやりがいのあることです。W杯に向けて、まだまだ改良中です!
生放送中の様子。
テレビの現場は、いつだって緊張と刺激に満ち溢れています。
テスト中の写真。操作画面も手作りです。
Q.04
入社後に知った日テレの好きなところ
アイディアに本気で向き合ってくれるところです。研修では、自分(たち)の考えた企画を発表する場が沢山あります。そこで生まれたアイディアは、ひょっとすると、まだまだ未熟な社会人が妄想から粗削りしただけの空論でしかないのかもしれません。ですが、この会社には「これ、本当に実現できそうだね」と、目を輝かせながら同じ目線で向き合ってくれる人が沢山います。「新人だから…」「忙しいから…」と、やらない理由ばかり探すのではなく、”なんか面白そう”というシンプルな感情を素直にアウトプットできる人こそ、これからのテレビで光る存在になるんだと僕は確信しています。そして何とこの会社、どの部署からでも企画が出せます。妄想は、エネルギーです。
Q.05
就活生に一言!
僕をテレビへと駆り立てた先輩の言葉には、きっとそこまでの深い意図はなかったのだと思います。けれど、劇的で鮮烈な経験など無くても、小さなきっかけをどれだけ大切にするかによって、人生は変わると思います。一つ一つのエピソードがちっぽけに見えても、組み合わせ次第では自分だけの強い役ができるんです。幼少期から今に至るまでを振り返って、どれだけ面白い役を作れるか、ぜひ時間をかけて考えてみてください。それと、僕は地方から就活に臨んでいましたが、地方に住んでいるということは一つのアイデンティティとなっていた気がします。大変なことも多いですが、むしろアドバンテージだ!くらいの気持ちで、車窓の景色を楽しみつつ頑張ってください。
応援しています!