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2023.10.16 mon
2023年 新入社員の声 vol.22
PROFILE
制作・報道部門
国際教養学部・国際教養学科 卒
私の学生時代!
「好き」を追求し続けた4年間でした。
そして「好き」のためなら自分が行動力を発揮できることにも気がつきました。
例えば、大好きなパンとミュージカルを求め、アメリカやヨーロッパを一人旅したことも。
特に好きなのはベーグル。全国行脚しても飽き足らず、本場NYまで行って毎日食べ歩きました。店員さんに「ここで買いこんで、今日日本に帰る」と伝えてサービスしてもらったり、地元のお客さんと「パン友」になったり。好きなものを通して沢山の素敵な出会いがありました。
中高大と続けたミュージカルでは、演者も裏方も経験しました。一番好きな瞬間はカーテンコールです。大人数で協力して汗と涙を流し、一つの公演を創りあげた終着点。達成感と終わってしまう淋しさで、幕が下りる瞬間は毎回号泣でした笑
もちろん、コロナで留学や公演が中止になるなど悔しい思いも沢山しました。
でも、好きなことに情熱を捧げた学生生活は、生涯の宝物です。
大好きな映画の舞台、ザルツブルク。
写真を頼むのにも慣れました。
このあと、号泣します。
Q.01
就活を始めたのはいつ?きっかけは?日テレに決めた理由は?
大学3年生の春頃です。「就活は早いほうが良い」という漠然とした思いから、友人と説明会やイベントに参加したり、自己分析をしてみたりしました。その過程で自分の就活の軸を考えたところ「誰かのために毎日奔走する仕事」がしたいと気がつきました。そこで「報道」という仕事もありか、などと思いながら、募集の早かったテレビ局に応募してみました。
日テレを第一志望にしたきっかけは、最初の面接です。好きなものについて聞かれ、私は咄嗟にベーグルの歴史から新橋近辺のオススメ店まで語り、やってしまった...と思っていました。でも面接官の方が「本当に好きなのが伝わりました」と笑って下さった時、自分の「好き」を認めてくれた日テレで働きたい!と強く思うようになりました。
結果、日テレで出会った方は全員、私の「好き」を尊重してくれました。だからこそ選考が毎回楽しく、内定を頂いた際は本当に嬉しかったです。
Q.02
採用試験の時、ES・エントリー動画・面接などで心掛けたこと
A
相手への思いやりです。
まず、常に「”結”起転結」を心懸ける。面接官は人間なので、常に集中して話を聞くのは大変です。だからこそ一言目を大切にし、最大限に思いが伝わる言葉を考えました。もっと聞きたい、と思ってもらうためにも、最初が肝心です。
同時に、疑問を無くすことです。自分の話を自分が理解できるのは当然です。全く知らない人が一度聞いて理解できなければいけません。そのためにESや面接内容は人に見てもらい、ツッコまれながら話の論理性や用語、時系列などをブラッシュアップしていきました。
最後に、挨拶と笑顔です。企業は学生以上に労力、お金、時間をかけて採用試験を行い、学生と向き合ってくれます。その感謝を忘れず、面接では必ずお礼を伝えました。また、面接官も緊張していてお疲れかもしれないと思い、笑顔を心掛けました。(自分の緊張もほぐれます)
緊張状態の面接中でも自然と思いやりが持てるように、日常生活から心がけておくと良いかもしれません。
Q.03
印象に残っている研修や業務
報道記者として、沖縄で台風取材をしたことです。当然「1年目の、配属間もない私が...!?」と不安でいっぱいでした。でも、実際に現場を体験しているのは自分だけだと思うと「伝える」責務を実感して、なんとか奮闘しました。
報道記者は、現場で感じたことを言語化して伝えるのが役目です。作り込んだ綺麗な言葉である必要はありません。例えば「台風が怖い」と感じたら、それはなぜかを考える。すると、「強風で窓ガラスがビリビリと震えているから」と気づき、映像とともに伝えられます。偉そうに書いていますが、中継ではいつも、緊張で声も手も震えています笑
毎日事件や事故が発生してバタバタしたり、時間をかけて物事と向き合ったり、報道局に一日として同じ日はありません。当然大変で責任も大きいですが、様々な取材を通して新たな学びや出会いのある日々は、とても充実しています。
研修で訪れた気象庁で、マスコットキャラ「はれるん」と。
大雨を取材していたら、綺麗な虹がかかりました。
Q.04
入社後に知った日テレの好きなところ
全員が「情熱」に溢れているところです。特ダネを取りたい、面白いコンテンツを作りたい、試合の熱気を伝えたい、テレビを超えた新規事業を作りたい…。日テレで出会う人は全員、それぞれが情熱を持って仕事に取り組んでいます。そして現状に満足せず、常にインプットとアウトプットに貪欲です。
同期や先輩方と話していても、斬新なアイデアや視点、知識が次々出てきて刺激的です。すると私も周りに負けないように、日々学びに貪欲であり続けられます。
多様な情熱や努力を尊敬・尊重し合いながら、テレビや未来という同じ課題に真剣に向き合い高め合っていく。何かをみんなで創りあげる、という学生生活を送ってきた私には居心地が良く、そんな風通しのよい環境が好きです。
研修を一緒に頑張った、大好きな同期たちです。
Q.05
就活生に一言!
「学生生活を全力で楽しんで下さい!」
私は長期インターンも留学もしてないし、大きな実績をあげてもいません。
でも、自分の「好き」を追求し続けて得られた貴重な経験や出会いは、結果として採用試験でも役立ち、そして就活を超えた人生の宝物になりました。
もちろん就活を気楽にするなんて無理で、辛いことや挫折も沢山あると思います。
でも、就活は人生のゴールではなく、一通過点です。だから自分を責めたり追い詰めたりせず、頑張っている自分を認めてあげてください。
気張らずに学生生活を楽しんでいれば、様々な力が養われ、自然と成長していきます。
そして少なくとも日本テレビは、そんな等身大のあなたを見てくれる場所です。
ここまで読んでくれた皆さんに感謝するとともに、一緒に働ける日を楽しみにしています。
同期と寒空の下、ピクニック。
ベーグルの撮影にこだわる私です。