新入社員の声
Voices
2024年
新入社員の声 Vol.23
2024.08.14 wed
PROFILE
メディアビジネス部門
人文・文化学群比較文化学類 卒
School Days
私の学生時代!
「解放」の4年間でした。
強豪の体育会テニス部に所属していたのですが、思うように選手として活躍できない現実にわざわざ体育会でテニスを続ける意味なんてあるのか?と4年間悩み、自らの意志で入部したにもかかわらず日々「抑圧」を感じていました。しかし、『プレー以外にも部の中で活躍する方法はあるはずだ!』と気がついた時から、「解放」祭りがはじまりました。そこからはプロテニスの国際大会を運営したり、その大会の広報のためのアニメ作り、ラジオ番組でパーソナリティーを務め週一でPRしたり、YouTubeで運営費を稼いだり、と選手として競技にも励みながら自分なりの活躍の方法を模索しました。
副将兼主務として17年ぶりの1部昇格を達成。有終の美でまさに「解放」されたような晴れやかな顔です!
部活引退後は、かつて夢見たバックパッカーになり海外へ!カメラを片手に広い世界を一周するつもりで飛び出したにもかかわらず、1つの国で腰を据えて長期滞在する方が好きなことに気がつき、結局半年間で数か国にどっぷり浸かる旅となりました。国境を越えても存在する”おもてなし”を受け、逆に世界の狭さを学びつつ、精神面でも衛生面でも確実に強くなった期間でした!
スリランカでお金が尽きた時、迷わず手を差し伸べてくれた恩人。日本で再会を果たし、恩返しができました。
Q.1
就活を始めたのはいつ?きっかけは?
日テレに決めた理由は?
A.
大学3年生の8月です。部活の関係で夏のインターンへの参加は難しいと考えていて、周りの就活生がまさにインターンに取り組んでいる時期に、後を追うように就活を始めました。
スポ「根」人生であった自分の価値観の指標となり、心のより所として私の生活の「根」にもなってくれたのが映画とアニメです。今の自分を形成したそれらに携わる仕事がしたいと思い、映画やアニメ関連の企業を受けました。日テレに決めた理由は、限られた面接時間の中で私が発した言葉のみならず、それ以外の要素も知ろうと対話をしてくれた感覚があったからです。オンライン面接の時間を勘違いし、パーカーを着てぼさぼさの髪の毛で参加してしまった私を切り捨てることなく、むしろ良いところを引き出そうと話のネタにしながら等身大の”人間”として対話してもらえた時は驚きました。過程を面白がり、どんなに些細な要素も取りこぼさないこの会社が作るコンテンツに携わりたいと思いました。
生活の「根」になっていた映画とアニメの最高峰の舞台。受賞のイメトレ中?
Q.2
採用試験の時、ES・エントリー動画
・面接などで心掛けたこと
A.
伝えたいことをいかに絞るか、を徹底しました。
就活当初に張り切って自己分析をした結果、自分の経験や強みと弱み、志望のきっかけなど、伝えた方がいい”はず”なことが大量に思い浮かびました。ただ情報の整理や言語化が苦手な自分にとっては、明確に深堀りきれていない要素がたくさん並んでも全くアピールのための武器にはなりませんでした。実際に面接で話してみても、意図が伝わらず、自分が武器になると思っていた事は勘違いだったのだと反省することが多々ありました。
試行錯誤する中で、伝えた方がいい”はず”なことをそれぞれ何度も深堀りし直し、洗練させることで本当に伝えて意味があるものなのか、武器になりうる話なのかが判断できるようになり、そして取捨選択ができるようになりました。その経験を通して、武器にならないものを「削っていく」作業の方が重要なのだと実体験しました。自分の脳内の整理のためにも、受け手が短時間で理解しやすくるためにも、どの武器を使うべきか絞って研ぎ澄ますことが重要だと思います!きっと最後に残った武器こそが自分のコアになるものだと思います。
Q.3
印象に残っている研修や業務
A.
報道局での研修です。ニュース取材の帰り道、ある切り付け事件に遭遇したことが特に印象的でした。偶然鉢合わせた事件にもかかわらず、取材チームのカメラマン、ディレクター、音声の方々がものの数秒で各々の役割を自覚し、すぐさま車を降りて中継の準備をはじめました。瞬時に空気が変わった突然の“発生現場”で私は本社に映像を送るPC操作しかできませんでしたが、「何ひとつ伝え逃してはならない」という報道の使命感とプロフェッショナルの仕事、現場のリアルを学びました。他にも新入社員ながらいちスタッフとして現場リポートや街頭インタビューを任せていただきました。言葉の使い方やシンプルな伝え方など、報道機関としてコンテンツ制作者として欠かせない力とその重要度を思い知る、気づきの日々でした。
このチームで充実した研修を真剣に取り組んでいましたが、
同期で食事をするとどうしても笑みがこぼれてしまいます!
Q.4
入社後に知った日テレの好きなところ
A.
仕事中に「面白い」が溢れている!ところです。
出勤しているはずなのに、エレベーター内にまで設置されているテレビでいつでも番組を見ることができますし、原作を映像化するためには、もちろん漫画や小説を読むことも仕事のひとつです。身近な”技術”を考えてみようという課題が出された技術局研修では、消費者心理を分析するために「たまごっち」を持参する同期がいたり。そんな同期が何気なくおすすめしてくれた舞台やイベントが、巡り巡って次の日の企画書の種になるなんてことも日常茶飯事です。とにかく「面白いかも」と思ったものに真っすぐで、他の人の興味も素直に受け入れてくれる人が多く、毎日が刺激的です!
技術局研修の帰り道、採用試験でも一緒に「面白い」事を考えた、刺激的な同期と。
Q.5
就活生に一言!
A.
「自分がやりたいことに迷いや不安が生じた時」「得意だと思っていたことが、他の誰かの方がもっと得意だと思い知らされた時」「友達が先に就活を終えて、インスタをフル活用している時」就活中はあらゆる場面で人と比較してしまい焦ってしまうと思います。やることはあるのに、何から始めればよいか悩んでしまうこともあると思います。私もとにかく悩み焦り、一喜一憂した記憶があります。
先日、何気なく観たある映画では…「トムクルーズは作中でいつも全力疾走。勇敢な人という印象だけど、『宇宙戦争』という作品ではひたすら全力で逃げる意外なシーンもある」と語られていました。自分が一歩進んでいたとしても周りが二歩進んでいるように感じた時は、発想を変えて後ろに方向転換して全力で走った方が活路が見いだせるかもしれません。時には自分自身の弱さまで受け入れて、気分転換にトムクルーズしてもいい!と考えると少し楽になるのではないでしょうか?応援しています。
一方で、フォレストガンプのように前へ前へと走り続けたいとも思っています!
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