新入社員の声
Voices
2024年
新入社員の声 Vol.36
2024.10.30 wed
PROFILE
コンテンツ制作・報道部門
経営学部経営学科 卒
School Days
私の学生時代!
小さなことから大きなことまで、「やってみたい!」という己の直感を信じて突き進む4年間でした。何かの大会で優勝した経験もなく、ひとつの道を極めたわけでもない平凡な大学生だった私は、広く様々なことに挑戦してみました。例えば、テレビ局で朝の生放送番組のアルバイトに励むことで朝夜ともに強くなったり、学生講師として高校の教壇に立ったり、インターン先でイベントの司会を務めつつ社長の付き人もしてみたり。とにかく色々な立場の人たちと臆せず会話をしてきました。月並みな言葉ですが、本当に人と環境に恵まれた学生生活だったと思います。
他にも、突如興味がわいたMCバトルを1人で観にいき、音楽と言霊に魅了されたり。推し活で渡韓し、卒業旅行の資金まで使い果たして一文無しになってしまったり…。好きなことを貪欲に追求し続けた学生時代の経験は、自分の好きなことに全力で、その好きをきっかけに仕事をしようとする人が多い日テレや、エンタメ業界で働く上で活きてくるように感じています。
お目当てのひとつでもあった、韓国にしかないコラボカフェに!
推しグループのロゴがあしらわれたケーキは、またたく間に胃の中へと消えていきました。
Q.1
就活を始めたのはいつ?きっかけは?
日テレに決めた理由は?
A.
大学3年生の4月です。私は生粋のテレビっ子で、24時間365日いつでもテレビがついている家庭で育ちました。小学校では、「昨日のTORE!見た!?」「怪物くんのあのシーンさ…」など、昨日見た番組の話ばかりしていました。
幼少期から我が家の日常の中心にあったテレビは、今まさに変革の最中です。過渡期だからこそ想像や垣根を超えてできることがあるはずだと思い、テレビ業界で働くことを目指しました。
中でもこの会社に決めた理由は、日本テレビが生み出す“老若男女に広く受け入れられるおもしろさ”こそが一番難しくて一番カッコいいと直感したからです。日テレはコンテンツ作りにおいて、誰も傷つけず、誰も置いてけぼりにしないといったカルチャーがあります。「『見てよかったな』と心地よい読後感が残る、にっこりほっこりバラエティーをつくるためには日テレだ!」との直感を信じ、今に至ります。
マイベストにっこりほっこりコンテンツ。
作り手の圧倒的な熱と愛を感じる、ラジオ局が舞台の生配信舞台演劇ドラマです。
見るたびに優しく背中を押してもらえる、私にとってお守りのような作品です。
Q.2
採用試験の時、ES・エントリー動画
・面接などで心掛けたこと
A.
「面接官を必ず1回は笑わせる」と心に決めて、面接に臨んでいました。もちろん、一発芸をするわけでも、不必要にボケるわけでもありません。面接官に『会話をしていて楽しい』『もっと話を聞きたい』と思ってもらえるように、まず自分が笑顔で楽しむことを心がけ、少しでも楽しい時間を過ごしてもらえるようにと考えていました。
良くも悪くも当初の私は、テレビ局には独自の視点でおもしろさを語れるような人が通るのだろうという先入観を持っていました。(実際、そんなことはなく思い過ごしだったのですが…!)ただ、平凡な自分はユニークな発想で勝負する自信はなく、違うアプローチで挑もうと考えました。
自分の強みは、学生時代に色んなコミュニティーで多様な人と接することで培った、会話のための準備でした。そこで一体何を大切にしている会社か、どのような考えを持った方々が働いているのかといったような情報を様々な手段で調べてみるようにしました。それらを踏まえて会話を進めることで「一緒に働きたい」と思ってもらうことを心がけました。
無理をせずに自分が戦える土俵はどこか、自分でもとれる戦法は何かを考え抜き、自分にあった方法で「等身大の自分」を伝えられるように入念に準備をする。そして、面接官からの質問は抽象的な言葉だけで返すのではなく、自分の何を知りたがってこの質問をしているのか?という本質を捉えて、その答えになるような具体的なエピソードを話すように意識する。それらが大切なのではないかと思います。
自分らしさを伝えるキーワードは無限に存在すると思います。その言葉を大切にしてください!
Q.3
印象に残っている研修や業務
A.
24時間テレビで“テロップ担当”を務めたことです。生放送で出す全てのテロップの発注から送出までの把握と管理をする仕事です。この業務から、膨大なテロップひとつひとつにも番組スタッフの狙いや想いが込められている事を学びました。例えば、企画の趣旨を一行で伝える「サイドテロップ」。よく右上の隅に小さな文字で見出しのように表示されていますが、このテロップ一枚にどれぐらいの人が関わっていると思われるでしょうか?
今回携わって初めて知った裏側ですが、実は片手では収まらない数の人たちが関わっています。❶まず、企画を担当するディレクターとプロデューサーが原案を書きテロップデザイナーに発注。❷私や生放送を指揮する統括ディレクターがそれらを整理していきます。❸そして、総合演出や総合プロデューサーが「視聴者が見たくなり」「適切な表現であるか」を全てチェックし細かく修正していきます。❹日本語として誤りがないかも校閲担当者が確認し、❺送出を担当するテロッパーが最終チェック。そのデザインから出すタイミングまで幾重にも考え抜かれて放送されているんです。
そんなテロップがトータル数百枚を超えて放送されていきます。テロップだけではなく、画面にうつる全てに何人ものこだわりが幾層にも積み重ねられた24時間。この番組からコンテンツ制作の神髄を肌で感じることができました。
サライとともに流れるエンドロールに自分の名前を見つけたときは、目頭が熱くなりました。
24時間テレビの後にいただいた夏休みでは、
コンテンツ制作局の同期みんなで熱海へ慰安旅行!
それぞれの番組で頑張る同志たちです。
Q.4
入社後に知った日テレの好きなところ
A.
誰もが熱狂的に好きなものを持っているところです。直感で好きに突き進む人、ロジカルに考えて好きを極めていく人などタイプは様々ですが、とにかく好きをシェアすることができる人たちの集まりです。互いにおすすめしあい、受け入れあい、気づけば「好き」の輪が広がっています。さらには、好きなもの談義での「見てみる!」「読んでみる!」が口だけではありません。本当に見て、「○○が好きだった!」「あのシーンで号泣した」といったように熱量高くフィードバックまでしてくれます。それは、皆さんの根底に揺るぎないコンテンツ愛があり、自分が知らない世界にも迷わず飛び込んでいくマインドがあるからだと思います。声を大にして「好き」を言い合える環境はとても刺激的で、日常に飽きることがなく幸せなことだと感じながら働いています。
アイス片手にくだらない話から真面目な将来の話まで尽きることなく語り合える、ビッグラブな同期たち。
Q.5
就活生に一言!
A.
就活中、電車に乗っている社会人がなんだかすごい人たちに見えたり、グループワークで独自な視点で色んなアイデアを出す人に遭遇したり、課外活動で結果を出してきた人の話を聞いたり…周囲がとてつもなく優秀に見えて「自分はあまりにも普通過ぎるのでは…!?」と現実にうちひしがれるような瞬間もあると思います。でも、周りの人もみんな同じように悩みを抱えているのだと思います。
辛くて大変とされる就活ですが、よく紐解いてみると何者でもない若者の自分語りに、仕事で結果を残してきた大人たちが興味を持って深掘りしてくれる「おしゃべりの会」だったりしないでしょうか?私はそのように前向きに考えるようにしていました。自分の中でポジティブな言葉に変換してみると、少し気持ちが楽になり、なんだか楽しくなってくるような気がしたからです。入念な準備と熱意、楽しむ気持ちさえあれば、きっとうまくいくと信じています。楽しみながら、時には休みながら、踏ん張ってみてください。
最後に、日本テレビ新入社員全員からの感謝を伝えさせてください。
私たちの記事を読んでくださり、ありがとうございました!心から応援しています。
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