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2024.07.10 wed

2024年 新入社員の声 Vol.15

2024年 新入社員の声 Vol.15

PROFILE

コンテンツ制作・報道部門

文学部文学科 卒
私の学生時代!

「社会的に不利益を受ける人たちの助けになりたい」恥も外聞もなく、そう考えていました。課外活動では非行を犯した少年の立ち直りを支える更生保護団体に所属しながら、児童相談所やシェルターのアルバイトをして虐待され保護された子どもと共同生活を送っていました。しかしそうした活動も偽善と指摘されることも多く、その経験から、まずは社会問題の直接的な解決よりも関心がない人たちに向けて伝えたいと思うようになりました。

高校では、ワンダーフォーゲル部に所属。琵琶湖を徒歩で一周!渋谷から富士山頂まで徒歩で登りきりました!

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中学生の頃、格好つけたくてブレイクダンスを始めました。その割に人前で練習するのが恥ずかしくて実家の畳で回転技の練習にハゲんだ結果、畳も頭皮もブレイクしてしまいました。音楽と一体化する感覚、バトルで熱くなる情動、どちらも病みつきになります。

国境なきBboy。タスマニア島で飛び入り参加です。

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Q.01

就活を始めたのはいつ?きっかけは?日テレに決めた理由は?

A

就職活動を始めたのは3年生の夏頃です。アフガニスタンで医療活動に従事してきた中村哲さんの訃報に接したことで、自分も苦しい人たちを救う仕事をしたいという青臭い決心につながりました。いつか会社員として戦地に出向き、取材する記者になりたいと考えた次第です。声なき声を取材してドキュメンタリーを作りたいと思い、文字よりも映像で届けられるテレビ報道記者を志しました。また、より幅広い層に届けたい気持ちがあり、テレビ局のなかでも同世代やファミリー層が見ている日本テレビを志望しました。テレビ局は免許事業として国民の「知る権利」に応える公益性が求められることも大きな理由です。

人生のバイブルのような映画『Into the Wild』の舞台、アラスカへ。寒さで笑顔が引きつっています。

人生のバイブルのような映画『Into the Wild』の舞台、アラスカへ。寒さで笑顔が引きつっています。

Q.02

採用試験の時、ES・エントリー動画・面接などで心掛けたこと

A

ESを読む相手、エントリー動画を見る相手のことを想像することを心掛けました。無邪気に正直に、自分の事を書いたり話したりするだけではなく、相手が何を聞きたいかを常に考えるようにしていました。当初の私は深く考えすぎずに自然な対話をする方が良いと考えていて、思うがままに独自性のある経験や理想像を語り、時に批判的な事も口にしてしまっていました。しかし、面接を重ねるごとに自分の言いたいことだけを主張する会話はよくないなと思うようになりました。なので、例えば「この面接官は『社会貢献がしたいのになぜ民間企業を志望するのか』と疑問に思うのでは?」や「児童相談所の経験は誰にでも伝わることなのか?」など独りよがりになってしまわないように、セルフチェックを大切にしました。

Q.03

印象に残っている研修や業務

A

営業局での研修です。お金儲けよりも、社会的に意義があるものを伝えたい!腹の内ではそう思って記者を志望し、入社したテレビ局。私以外全員わかっていたことですが、そこは思っていた以上に収支が大切な世界でした。一方で、資本主義社会において、自分がやりたいことが成り立つ収益構造を理解できていない怖さを感じ、営業局の講義に聞き入ったことを覚えています。営業研修では実践的な模擬実習にも取り組み、広告会社とのやり取りの中でCM枠の単価をより高くする”交渉ゲーム”を通じて、売上の基幹となる広告収入を増やすことの難しさを体験的に学びました。また日テレのIP(知的財産)を使ってスポンサーの課題解決提案を行なったり、様々な営業局の業務を通じてコンテンツの価値や魅力を最大化するやりがいを、身をもって知った研修でした。

 研修期間に、顔が似ていると言われた同期3人。名誉なことです。

研修期間に、顔が似ていると言われた同期3人。名誉なことです。

Q.04

入社後に知った日テレの好きなところ

A

どんな人でも受け入れる懐の深さです。日テレには部署が変われば、転職したようだと例えられる程多岐にわたる業務があります。部署異動によって、色んな経験を培い視座を高く持っている人が多く在籍していて、それぞれの意見を尊重する風土があります。男性の育休取得など福利厚生などの制度も整備が進んでいて、これまでのテレビ局のイメージからは着実に変化していると感じています。それから、表立って口に出すことはありませんが、心のどこかで“自分たちのビジネスが社会に対して良いことに繋がれば”と考えている方々がたくさんいます。そうした社会正義は、公共の電波をおかりして仕事をする人たちの気概を感じるところでもあります。

Q.05

就活生に一言!

A

大学時代は「新卒」という肩書が世の中に対して計り知れない効力を持つ「スペシャルカード」だと錯覚することもありましたが、社会に出てみると新卒以外にも様々なキャリアがあることを実感しました。私もかつては自分の身の周りの状況だけがすべてのように感じ凝り固まってしまい、社会の仕組みがよくわかっていなかったと思います。それと同様に、就職活動中は暗中模索で将来のことを不安に感じることもあるかもしれませんが、次第に闇に目が慣れて色々な可能性と選択肢が見えてくるものだと思います。

最後まで読んでくださりありがとうございました。皆さんの中で日テレがその選択肢のひとつになればうれしいです!

最後まで読んでくださりありがとうございました。皆さんの中で日テレがその選択肢のひとつになればうれしいです!