2018年7月21日(土)
多々良公民館 児童向け講座(群馬・館林市)
夏休み初日!暑い中ではありますが、子供たちが水筒を持って集まってくれました。第11回「情報の海の泳ぎ方」は、群馬県館林市の多々良公民館が主催する児童向けの講座「多々良アクトクラブ」にて実施しました。参加者は館林市立第八小学校の4年生~6年生です。
「多々良アクトクラブ」では、年間を通じて、月に一回程度、季節の行事や自然を体験するイベントを実施していますが、年に一度、学習する回も取り入れているとのこと。今年は担当の職員の方が「情報リテラシーをテーマにしたい」と、日本テレビの出張授業に申し込んでくださいました(去年は証券会社に依頼して「株の仕組み」を習ったそうです)。
この日の参加者のスマホ所持率はまだ高くはないものの、普段から動画投稿なども行っているといいます。小学校高学年は、もはやインターネットとは切っても切り離せない年代です。今回は小学生向けに演習用のニュース原稿を少しわかりやすいものにアレンジしましたが、伝える内容は「情報の見極め方」であり、中高生に対するものと変わりません。グループワークでは「山にUFOが落下した!?」という想定で、記者になったつもりで、できるだけ多くの取材先にあたり、そこからどんな情報が得られるかについてまとめ、発表してもらいました。
帰り道、担当の職員の方が「情報の取り方を知っているか否かで、人生も変わってきますよね」と、ご自身のエピソードを交えて話してくださいました。授業では、情報の中には「事実」だけでなく「推測」や「意見」も混ざっているという話もします。時はちょうど夏休み。自由研究等の調べものにも、今日の知識と経験が役に立てば何よりです。