2019年2月15日(金)
目黒区立不動小学校(東京・目黒区)
東京に雪もちらついた2月15日、目黒区立不動小学校を訪れました。校舎の入り口には季節柄、雛人形が飾られていました。昨今は、このように立派な段飾りを見かける機会も減りましたよね。
この日は学校の「授業公開日」、いわゆる保護者の参観日で、「情報の海の泳ぎ方」(メディアリテラシー出前授業)は、6年生の社会科の授業の一環として組み込んでいただきました。とても寒い日でしたが、ありがたいことに、十数人の保護者の方が私たちの授業に耳を傾けてくださいました。テレビはもともと、リビングが「お茶の間」と呼ばれていた時代から、家族単位で見ていただいてきたメディアです。メディアリテラシーも、保護者の方との会話の中で培われた部分もあったことでしょう。「情報の海の泳ぎ方」をきっかけに、親子で「情報」について考えていただく機会が提供できていたら嬉しい限りです。
授業が終わると、女子児童が「さすがテレビ局。時間ぴったりに終わるんだね!」と感想を伝えに来てくれました。その女子児童は次に担当の先生に「先生も見習いなよ!」と冗談とも本気ともつかない調子で話しかけ、笑いを誘っていました。こちらは、「時間に終わらないこともある」ことは呑み込んで、一緒に笑いました。聞いてくださった6年生の皆さん、お疲れさまでした!
(休憩時間には影絵で遊ぶ児童の姿も)