2019年7月1日(月)
N中等部(新宿・秋葉原・江坂キャンパス)

N中等部。少し変わった名称のこの”学校“は、今年4月に開校したばかり。学校法人角川ドワンゴ学園が運営し、東京に2か所、大阪に1か所の計3か所あるキャンパスに、7月現在で約300人の中学生が通っています。通っているのは、通常の中学校に在籍しながらも、様々な理由でその学校には通えない、もしくは、別の目的を持ってこちらの”学校“で学ぶことを決めた生徒たちです。1人1台のPCを持って、オリジナルの教材やカリキュラムで学ぶユニークなスタイルです。

私たちの授業も、この日は新しいスタイルで臨みました。新宿キャンパスで行う授業を、他の2か所にインターネット回線を使って同時配信するというものです。2時間分の授業のうち、前半は講義スタイルのため技術的には可能です。意気揚々とスタートしましたが、実は回線の調子が良くなく音声が途切れるなどしたため、配信先となった2か所のキャンパスの生徒さんには悪条件となってしまいました。しかし、後半のグループワークは、秋葉原キャンパスを担当していた我々のスタッフと、我々の役割も含めて全面的に担ってくれた大阪・江坂キャンパスの先生の力で、無事、この日受講してくれたすべての生徒さんに「情報を見極めていくことの難しさと面白さ」を体験してもらうことができました。

(新宿キャンパス)

(秋葉原キャンパス)

(江坂キャンパス)

N中等部で、素敵なルールを見つけました。それは、お互いの「心の安全」と「身体の安全」を守るというものです。お互いの存在を尊重しながら、各々のアプローチで学ぶ。そのようなあり方が、とても自然に感じられる空間でした。

生徒の感想をご紹介します。

  • ● 仲間のみんなと意見を言い合って、真実にたどり着こうと頑張ろうとする場面は、まるで探偵ものの作品の人物になってようで、とても楽しかったです。
  • ● 情報リテラシーの授業で、眠くなったところもあったけれど、アナウンサーになりたいとも思っているので真面目に聞きました!面白かったです。
  • ● フェイクニュースについて学んだ。結構色々なフェイクニュースがあって驚いた。
  • ● どの情報が正しいかを考えるのが楽しかったです。誰に何を聞けば良いのかを考えるのが難しかったです。

(担当/林)

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