2020年1月31日(金)
岩倉高等学校(東京・台東区)

JR上野駅の改札を出ると、すぐ目の前。この日は岩倉高等学校を訪れました。

1時間目は、体育館に高校1年生460人が集合。一度に460人という人数は「情報の海の泳ぎ方」がはじまって以来、最も多い参加者です。大丈夫だろうか・・・と、いささか不安だったのですが、会場に着いてみれば、なるほど!校舎の中にあるとは思えない広い体育館と、圧倒される大きさのスクリーン。まったくの杞憂でした。

2時間目は、場所をカフェテリアに移し、グループワークと、藤田大介アナウンサーによる特別講義を行いました。参加者は、運輸科の生徒120人。こちらの学校には、全国でも珍しい「鉄道教育」を行う運輸科があるのです。上野駅の目の前という立地にも納得。生徒も必然的に鉄道に詳しく、「鉄兄ちゃん」と親しまれる藤田アナウンサーの、仕事もプライベートも織り交ぜた鉄道エピソードに真剣に耳を傾けてくれました。もちろん、講義にはテーマがあります。車掌の仕事においても、正確な情報を伝え、そして、その情報にどのような付加価値を付けるのか。また、安全を保ち、時間を管理する業務は、アナウンサーという仕事とも共通項が多いと話し、「情報の海の泳ぎ方」ならではの切り口で、情報を見極めて伝えることの大切さに触れました。

授業終了後、このような“切符”を手にした生徒が・・・。
これは、藤田アナウンサーも関わっていた展覧会「天空ノ鉄道物語」の入場券でした。記念撮影は、前職は運転士だったという先生が取り寄せた展示会のパンフレットを手に行うという演出も。温かいご協力をありがとうございました。

(担当/林)

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