2020年2月13日(木)
城北埼玉中学校(埼玉・川越市)

「情報の海の泳ぎ方」をはじめて以来、初めての「男子校」での授業でした。対象は中学2年生110人。生徒たちが、お昼休みを終えてホールに着席し出すと、会場は一気に賑やかになりました。

「この感じ、この感じ」と、この日の講師。自身も、中高一貫の男子校で過ごした経験から、懐かしさと愛情を感じたようでした。しかし!そこは30歳以上離れた現役の男子中学生たち。一つ質問を投げかけると、皆から口々に元気いっぱいの反応が返ってきます。懐かしさに浸っている余裕はすぐに消え、前半の講義、ニュースを読み解き情報源を探すクイズ、そして休憩を挟んで後半のグループワークと、全力で臨みました。

摸擬取材スタイルのグループワークでは、まるで名探偵がいる事務所のようにスイスイと作業を進める班から、講師陣がこれまで出遭ったことのない奇想天外な発想が飛び交う班まで、非常に個性的な展開となり、他の班の発表を聞く生徒の表情も生き生きとしていたのが印象的でした。

この日は長く報道の仕事に携わったスタッフも参加し、取材現場でのちょっとした裏話も披露。「情報」をどのように入手し、精査し、ニュースとして伝えていくか。そんな仕事としての面白さも少し感じてもらえたのではないかと思います。

(担当/林)

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