2020年2月17日(月)
白百合学園小学校(東京・千代田区)

小学校5年生の学習内容には「メディアリテラシー」が単元として組み込まれているため、この出前授業「情報の海の泳ぎ方」は小学校からの依頼も増えてきました。この日は白百合学園小学校の社会科の先生から依頼があり、5年生120人を対象に授業を行いました。

すでに教科書で、ジャーナリスト・池上彰さん執筆の「情報と主体的に付き合うにはどうしたら良いか」という文章を学習済みだったという児童たち。今回の授業はいわば「復習」にあたっていたのかもしれません。どのような問いかけにも次々と手を挙げて、目をキラキラと輝かせて答えてくれました。

グループワークを終えた後は、各クラスでその成果を発表してもらいます。ここで、これまでには見られなかった新たな展開が。最初のクラスの発表者は、グループワークで得られた答えを一通りわかりやすく発表してくれました。私たち講師陣も、うんうんと、このクラスのワークが順調に進んだ様子を感じ取っていました。さあ、次のクラスの発表。そこで一瞬「?」と不思議に思ったことがありました。いま発表しているこのクラスも作業は順調だったはずなのですが、発言内容がさらっと短いのです。さらに次のクラスも驚くほど端的な発表・・・。なるほど。どうやら、前のクラスの発表と重なる部分は省略して、それ以外の「オリジナルな成果」のみを披露していくスタイルだったようです。この場合、前のクラスの発表にしっかり耳を傾けて、速やかに情報を選り分ける必要があり、なかなか高度だと驚きました。

後日、こんなに可愛らしい表紙の感想文をいただきました。ありがとうございました。

(担当/林)

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