情報の海の泳ぎ方

11月下旬―。
湘南海岸からほど近い、茅ヶ崎市立松林中学校で授業を行いました。

中学3年生5クラス、200名の生徒が参加してくれました。

担当の先生に本授業をお申し込みいただいたきっかけについて伺うと、「調べもの学習などをしていると、真偽を確かめずにネット上に載っている記事をそのままコピーアンドペーストで自分の資料に載せていることが多いと感じ、考える力がどんどん養われなくなっている状況に危機感を抱いているため」と仰っていました。

この授業を通じて、私達マスメディアは事実と確認できたことだけを放送している、その事実確認には非常に多くの手間と時間がかかる、ということが伝わっていれば良いなと感じます。

講義終了後、生徒代表からは「災害や戦争、選挙などの状況下でフェイクが増えるということを理解しました。慌てずにどこが発信しているのか、きちんと立ち止まって情報元を確認しようと思います。」という感想をいただきました。

是非、今後の調べもの学習の際にもこの日の授業のことを思い出してもらえたら嬉しい限りです。