検 索 無料配信 番組表

弱くても勝てます~青志先生とへっぽこ高校球児の野望~

2014年4月期 土曜ドラマ
ストーリー

第1話

2014年4月12日放送

国内有数の名門進学校・小田原城徳高校から東大に進み、生物学の研究者になった青志(二宮和也)。

しかしある事情から彼が所属する研究室の閉鎖が決定し、しかたなく1年間だけ城徳高校で教師として働くことになる。

そこで青志が出会ったのは、へっぽこ野球部。部員はマネージャーの柚子(有村架純)と新入生含めたったの6人。グラウンドを使えるのは週に一度、3時間だけ。監督の増本(荒川良々)も野球の知識はゼロ。

やる気と実力を兼ね備えた唯一の部員である白尾(中島裕翔)は、同級生の赤岩(福士蒼汰)を野球部に引き戻そうと日々説得を重ねているが、赤岩は心を開こうとしない。

そんな野球部に関心がないフリをしていた青志だったが、学生時代に世話になった楓(薬師丸ひろ子)と柚子から言いくるめられて、気付けば野球部の問題に首を突っ込むハメに……。実は青志にとって「野球」は忘れることのできない、大切なものだった。

そして青志にとって因縁の相手である強豪・堂東学院との親善試合が近々行われることに。青志は、まずは「野球部になる」ために部員を9人集めようと奔走するが……。

 

第2話

2014年4月19日放送

城徳高校野球部の監督を務めることになった青志(二宮和也)。いったいどうしたら勝てるのか? 青志なりの仮説をたて実践しようとする。

しかし、そんな青志に反発する城徳高校唯一の天才球児・白尾(中島裕翔)。白尾は本気でメジャーリーガーを目指すために、勉強より野球を選ぶ決意を固めていた。

そんな根が真っ直ぐすぎる彼は、セオリーを無視した青志のやり方に猛反発し、野球部を出ていってしまう。

その影に、白尾の柚子(有村架純)への胸に秘め続けたある思いがあることを知った青志は、野球部内の思わぬ恋模様に翻弄されることに!?

一方、高校時代に青志が野球を辞める直接的な原因を作った谷内田(市川海老蔵)が、城徳野球部の永遠のライバルである堂東野球部のコーチに就任。

青志は、因縁の相手と再会。自分の過去と真正面から向き合わざるを得なくなる…。

 

第3話

2014年4月26日放送

柚子(有村架純)の父の命日がやってきた。そのことと何か関係あるのだろうか、柚子の様子がなんだかおかしい。

ついには、自ら選手として野球をやる! と宣言する柚子。青志(二宮和也)はそんな柚子に選手としては認めない、と宣言を拒否。それでもあきらめない柚子。楓(薬師丸ひろ子)によると父の命日を機に毎年言い始めることらしいのだが……?

一方、赤岩(福士蒼汰)は楓(薬師丸ひろ子)に恋する父・晴敏(光石研)とのすれ違いが原因で、なかなか家出を解消できないまま。

そんな中、練習中に寝てしまうほど疲労している亀沢(本郷奏多)の事情を知ってしまう。実は亀沢は、家の経済事情からアルバイトに追われ、身体を壊す寸前だった。赤岩は、彼を救うために何かできないかと青志や野球部の仲間たちに相談するのだが……。

 

第4話

2014年5月3日放送

城徳高校に中間試験の季節がやってきた。その間、部活動は全面的に禁止。

東大を目指す彼らにとって勉強が学校生活の中で最も重要なのは当然のことだが、野球においても練習なくして勝利への道はない。

青志は限られた時間の中で勉強と練習の両立を実現するために、城徳野球部員にしかできない方法を探ろうとするのだが…。

そんな中、勉強も恋も努力をしなくても“なんとなぁく”いい感じになってしまう上に、父の晴敏(光石研)のお陰で金銭的な苦労も知らずに生きてきた赤岩は、このままでは“挫折”を知らないダメな大人になってしまうのではないかと思い詰め、修行!? に励もうと決意。

その姿を璃子(麻生久美子)に取材してもらおうと売り込むのだが…。

そしてついには堂東学院の野球部に「練習相手」を務めてもらうために、堂東野球部に殴り込みをかける……。

 

第5話

2014年5月10日放送

練習試合が決まった。相手は赤岩(福士蒼汰)の父・晴敏(光石研)の融資を受けて甲子園出場経験のある優秀な監督を招き、急成長中の武宮高校。晴敏が、城徳野球部を痛い目に遭わせようと仕組んだ試合だった。

そうとは知らない青志は、早い回に大量得点を決めてコールド勝ちに持ち込むという、セオリーにとらわれずに“ドサクサ”に紛れて大量得点を狙う“ドサクサ打線”で試合に挑むことに!!

しかし、部員たちはそれぞれに思いがけない問題に直面していた。赤岩は、柚子(有村架純)に対して率直なアプローチを重ねる白尾(中島裕翔)の姿にペースを乱されまくり。

実家の工場が崖っぷちだと知らされた亀沢(本郷奏多)は、学校を退学するかどうか決断する瀬戸際に立たされていた。そして岡留(間宮祥太朗)との関係が相変わらずギクシャクしている江波戸(山﨑賢人)は、岡留の野球への熱い思いを知り…。

そして迎えた練習試合の当日。それぞれの問題に直面した部員たちは、自分なりの答えにたどり着くことができるのか!? そして青志がとった行動は!

 

第6話

2014年5月17日放送

アルバイトをしながら学業と部活を両立してきた亀沢(本郷奏多)が学校を辞めると言い始めた。退学に反対の青志(二宮和也)は両親ときちんと話し合うよう亀沢を諭すが、彼の決意は固い。

一方、打撃集中型の練習と先日の練習試合での実践を経てスイングのフォームにキレは出てきたものの、まだジャストミートするまでには上達しない野球部の面々。部員たちの様子を見ていた青志は、次なる作戦を練る。

そんな中、文化祭の季節がやってきた。亀沢の退学問題を知ってしまった柚子(有村架純)は、野球部の出し物として亀沢を辞めさせないため亀沢をメインに据えた企画を提案。結局亀沢が主役の劇を上演することに決まり、青志が脚本を書くことになるが……。

 

第7話

2014年5月24日放送

亀沢(本郷奏多)が退学してからいまいち元気のない野球部。気持ちを切り替えようと、青志(二宮和也)の提案で堂東学院の合宿所を使って強化合宿を行うことになった。部員がそれぞれに自分勝手な事情でブーイングを送る中、光安(平岡拓真)は特に浮かない顔だ…。

数日後、堂学の合宿所に到着した城徳野球部員たちは、堂学野球部も一緒に合宿をすると聞いて…。そんな時突然、堂学のエースで4番の藤一郎(宮里駿)が城徳部員に声をかけてきた!

実は藤一郎は光安の実の兄だったのだ!!

中学時代からライバルである白尾(中島裕翔)との勝負を夢見て野球に打ち込んできた藤一郎の真っ直ぐな言葉と、堂学の厳しすぎる練習メニューを目にした部員達は「このままで本当に“勝つ”ことなどできるのか…」と疑問を抱き部員達の仲も微妙なムードが漂い始める。

そんな中、浦瀬監督(酒井敏也)率いる武宮高校が堂学との練習試合のために合宿所にやってきて、因縁の3校激突となり…。

 

第8話

2014年5月31日放送

甲子園に向けた県予選、城徳野球部の一回戦の相手が武宮高校に決まった。武宮に勝利しても二回戦で堂東学院と対戦すると知り、赤岩(福士蒼汰)をはじめとする部員たちは意気消沈。

さらに、青志(二宮和也)のもとに東大の研究室が再開されるという連絡が入る。青志が次の春には教師を辞めて研究室に戻ると聞いた部員たちは大騒ぎ! 柚子(有村架純)や三條(笹野高史)は引き留めようとするが、青志の決意は固く…。

そんな中、城徳と堂学、武宮を巻き込んだ一大事が勃発する!!

同じ頃、晴敏(光石研)は武宮野球部のために、楓(薬師丸ひろ子)にある相談を持ち掛けていた。それが、青志や城徳野球部にとって、最大の試練となっていく!

 

第9話

2014年6月7日放送

甲子園予選一回戦の武宮戦まで2週間。楓(薬師丸ひろ子)が武宮の特別コーチに就任したことを知った青志(二宮和也)。柚子(有村架純)と赤岩(福士蒼汰)は反対するが、楓は聞く耳を持とうとしない。

武宮の練習風景を見て楓がやろうとしていることを理解した青志は、楓のためにもいい試合をしようと決意。部員たちも初戦突破に向けた最後の調整に入っていく。ネジネジ打法、水平斬り打法、メガ振り子打法に流し目スイングなど、それぞれに実験を重ねて編み出した奇策で勝利を目指す!!

そして遂にやってきた、城徳VS武宮の試合当日。

強いチームにとっての必勝のセオリーを捨てて、ハイリスクハイリターンの“ドサクサ野球”で勝利を目指す城徳がこれまで重ねてきた“実験”の成果が試される!!

そして試合前日。城徳のグラウンドを訪れた楓から「本当に勝てると思っているのか?」と問われた青志の答えは?

 

第10話

2014年6月14日放送

甲子園予選初戦で“弱くても勝てる”ことを証明してみせた青志(二宮和也)たち城徳ナイン。自分たちのやり方に自信を持った部員たちは、その勢いに乗って宿敵・堂東学院撃破に挑む。

いわゆる“勝ちパターン”を持っている堂学を倒すために城徳にできるのは、相手に“普通の野球”をさせないこと。
そのために、強打者・白尾(中島裕翔)を4番に置いた一見“普通”の打順で相手に負の連鎖を起こさせる作戦に出る青志。無敵の俊足を武器に相手をかく乱させようと目論む岡留(間宮祥太朗)。そして、人見知りの江波戸(山﨑賢人)もキャッチャーとして打者を動揺させるための奇策に挑む!?

そして、決戦の火蓋が切られた!

堂学打線に打ちまくられながらも安定したピッチングを見せる赤岩(福士蒼汰)をはじめ、相手のペースを崩すためのチャンスを虎視眈々と待ち続ける城徳ナイン。コールド負けスレスレの点差をキープしながら堂学の勝利の方程式を崩すための小さなチャンスを待ち続けていた城徳打線に、遂に“その時”が訪れる!!

 

第11話

2014年6月21日放送

受験シーズン本番を迎えた3年生が引退した城徳野球部は、部員不足状態に逆戻り。

2年生は練習に励むが、春で学校を辞めることを決めている青志(二宮和也)はどこか上の空だ。

そして時は流れ、3年生は大学受験、そして卒業を迎えた。彼らと一緒に城徳を去ることになった青志は、部員たちに最後のメッセージを送ることに。

それぞれの、卒業式が、始まる…。

このページを
シェアする
©Nippon Television Network Corporation