Huluエピソード1シアター
ウォーキング・デッド第2話。
ググッと深くなって、さらに引き込まれます。
えー!そんな展開あり!!!の第2話です!
ウォーキング・デッド、第1話はご覧いただけましたでしょうか?
本当に世界が壊滅したのではないかと思うような
ドラマセット、状況設定、役者の演技。
見応えありましたね。
続く第2話では、ウォーカー(ゾンビ)の恐怖に怯えながらも
生存者たちの人間関係、人生が丹念に描かれます。
2時間の映画では、人物の背景を細かく描くのは
時間の関係もありなかなか難しいのですが、
連続ドラマは時間があります。
ここがドラマの面白いところ。
今後の「布石」と思われる細かいことが散りばめられ、
視聴している貴方が後々、それに気づいたとき…
人はハマる、のではないでしょうか?
第2話でも数多くの布石が提示されます。
例えば写真の男。
極限状態で無軌道な行動をとる者は、
保安官に、こんな感じにされます。
©TWD productions LLC Courtesy of AMC/provided by FOX channel
これで一件落着なんでしょうか?
いえいえ、このことが引き金となり、
この強者も、残りの仲間もさらに大変な状況に!
この連続なんですが、
このシーンは、ウォーキング・デッド入門編として、
実にわかりやすく、肩入れしやすいドラマ展開です。
そこでまたまた提示されます永遠のテーマ。
「人はなぜ生きていくのか?」
それは愛する人がいるから。
…と、文章で書くと「当然でしょう」と思われるかもしれませんが、
ゾンビに埋め尽くされた世界において
「愛する人がいるから生きる」という
純粋にしてシンプルな気持ちに、改めて心が奪われます。
写真の保安官(リック)の人生。
銃を突きつけられている男(メルル)の人生。
それぞれ愛する人のために生きようとしているはずです。
でも、メルルがここまで無軌道な行動をとるからには、
それまでにいろいろなことがあったんだろうなぁ、と
深読みしてしまうんですね…。
今回の第2話、少々のベッドシーン(?)、
ゾンビの大群をかわすための「ありえない作戦」など、
映像的にも目が離せない展開です。
お楽しみください!
(text: Hulu 原園明彦)