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やけにリアルに見えるドラマ。その理由は…

このドラマ、ドキュメンタリーではなく「ドラマ」なんですが、なぜか非常にリアルに見えるんです。この「リアル」感、その理由はいったい??

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この画像、ご覧ください。 右から二人は海外ドラマで主役級の有名な俳優です。イケメンです。 このドラマは、そんな二人がダブルで主役。豪華です。贅沢です。 制作側の力の入りようがよく分かります。

そしてその隣の女性の後ろに「目」をモチーフにしたマークがありますね。

これぞ、ある意味、このドラマの主役である「集団」のトレードマーク。

その集団に所属し、平穏無事な日常を送っていた面々が、あることをきっかけに全てが信じられなくなり、人間関係は崩れ、精神状態もじわじわと崩壊し、さぁ、大変…。

という風に、このドラマは、ラブコメでもなく、ミステリーでもない難しいテーマを扱っています。

でも…でも、ですよ「見るとハマる」ドラマです。

なぜでしょう?

ひとつの答えを見つけました。

映画、ドラマなどを撮影する際、ライティングと呼ばれる照明を使います。 照明ひとつで、女優さんが○歳は若く見えたり、映像に奥行きができたり、照明のクオリティーが映像の品格を作ります。

今の時代、CGで補えるモノは数あれど、この照明だけは撮影の段階がすべて、と聞いたこともあります。

それが照明。大事なんですね。

しかし、このドラマは、その大事な照明を使わず、自然の光だけで撮影したらしいのです。
つまり、ドラマなのに、ドキュメンタリーのようにありのままを撮影したわけですね。

例1:関係が壊れかけている男女の危ういキス~激しいベッドシーン。

例2:下着姿の少女に迫られ、戸惑うイケメンの表情の変化。

例3:極限状態に追いつめられた男が、見えないはずの人を見る、恐ろしいシーン。

俳優たちの演技のレベルの高さも手伝って、どのシーンも生々しく、そして切実に見えるんです。

全編にわたって、イケメン2人は、息がつまったような台詞まわしをしておりますが、吹替版でも実に忠実に守られており、切迫感がいい雰囲気を醸し出しております。

そして、ドラマ後半になると薄暗いシーンが徐々に増え、どんどん気持ちがドラマに入り込んでいくラストシーンは、とんでもないものを見ることになります。

人間の視覚に素直に撮影し、視聴者が知らず知らずのうちに引き込まれていく演出テクニック。
体験してみませんか?

あ、最後のシーンは、ゾゾゾっと背筋が寒くなります。深夜の放送なのでご注意!!

放送ではそんな第1話をご紹介いたします。
続きのシーズン1全10話、そして最新シーズン2(毎週木曜に新エピソード追加中)はHuluでチェックしてみてください。

(text: Hulu原園明彦)

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