タイトルにオモシロさのすべてが含まれています。
「ハリウッドに潜む闇」

闇です、闇。
黒幕は誰なんでしょう？
誰が誰を裏切るんでしょう？
最高に悪いのは誰なんでしょう？

きっとこのテーマでドラマ化するにあたり、いろいろ事実を調べたはず。
その中で見つけた信じられないようなストーリーを参考にしつつ、ドラマ化したはず。

では本題。
まずは写真をご覧ください。

左の男性は超セレブ。
右の女性は女優の卵。普段はレストランでウエイトレスをしている女性。

そうです。この設定だけで思い浮かぶのは「シンデレラストーリー」そのハリウッド版。
あるキッカケで、セレブに一目惚れされたこの女性。あっと言う間に、結婚まで「提示」され…。

あ、文章がおかしいですね。結婚は提示するものではないですね。
結婚はプロポーズ＝申し入れするもの、だったはず。

その辺からなーんかおかしいな、裏があるのか、見えない闇ってこれ？
ドラマの中の女性もどこかで彼を疑いつつ、でもセレブ生活や彼の魅力にぐいぐい引き込まれていく。その先には…どんな運命が待っているのか？

このドラマ、上手いな、と思うポイントがあります。
「ハリウッド」に対して、皆さん、それぞれ何かしらの予備知識やイメージがあると思います。
華やかな表舞台とその裏…そんな我々の予備知識を先回りした場面で構成しながら、ドロドロの人間関係を描いていきます。

映画撮影、レッドカーペット、海外の映画祭、セレブの豪華な自宅、別荘などなど。
そんな夢のようなシーンの中でこの女性も幸せになるんだろうな、なって欲しいなと思っていると、現実の歪みが現れる。ドラマですから仕方ないのですが、ついつい女性の味方になって、彼女が幸せをつかむまで（？）見続けてしまいます。

華やかな世界の裏舞台。
つづきはHuluでお楽しみください！

（text: Hulu原園明彦）