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このテーマに挑戦するか…!?のドラマ登場です。
あなたは想像できますか?えん罪で失った19年間の青春…。
「恋人を殺した」罪で死刑宣告を受け、19年の刑務所暮らし。
しかしある日、最新のDNA鑑定で無罪となったから、さぁタイヘン!
自由になっても、その後の人生は幸せに暮らせるんでしょうか…心配です。
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心配な主人公とは、写真左の彼。
この写真でも奥で食事をしている家族から離れて孤立していますね。かわいそう。
このようなテーマを扱うドラマの場合、
刑務所時代の苦悩を描きつつ、最後はなんとか釈放されて家族や恋人と抱き合い涙のハッピーエンド…という流れが予想されます。
が、
この「レクティファイ 再生」はそういうパターンに甘んじることなく、ひと味違う挑戦をしています。
なんとこのドラマは、出所した後の人生を描いていくのです。
いちど犯罪者のレッテルを貼られたら、その後の人生、想像できない屈辱を伴うことでしょう。
そんな苦悩を描くには、2時間の映画よりも、ドラマシリーズで時間をかけて描写する方が得策。あらゆる角度から主人公の辛さを伝えられます。つまり、この「レクティファイ 再生」はドラマシリーズでしか表現できないストーリーではないでしょうか。
さらに、このドラマ、なんとこの先シーズン4まで続くのです。
「真犯人は誰なのか?」それだけでは、シーズン4という長丁場が構成できるわけがありません!
そう、このドラマ、単純ではなく、実に奥深い展開になっていきます。
せっかく無罪になったのに、町の人々から「元犯罪者」的な疑いの目で見られ、警察からは監視され、さらに町の有力者も登場し…。
まるで誰かの罪を覆い隠すための「町ぐるみの陰謀」を示唆するようなシーン多数。そして真犯人らしき怪しい人物多数。さらにさらに、もしかしたら主人公のえん罪自体、本当なんだろうか(!)と絶妙な展開であなたの頭の中をかき回してくれます。
ドラマの舞台はアメリカの小さな街。
よく映画などで描かれるアメリカの小さな町で一生暮らしていく閉塞感、は辛そう。
ドラマでは、殺された恋人の両親や兄弟もまだその街に住んでいて、真犯人が見つかるまでは、すっきりしない気分で暮らしていかなくてはならない、この息苦しさが上手に描かれます。
それとは対照的に、アメリカの美しい田園風景の中、失った19年の青春時代を取り戻すかのように町を徘徊し、時に物思いにふける主人公。また、かたくなに主人公の無罪を信じつづける妹、その危うさ。あらゆる面で家族ってありがたい、という軸もあり、感情が揺すぶられます。
このドラマを企画し脚本を書くにあたり、製作チームはかなり取材したはずです。
実社会で「えん罪」にあった方はどんな思いで、その後の人生を過ごしているんでしょう?
そんな普通の人々では想像すらできない人々の心の中を映像化して見せてくれるドラマ。
「レクティファイ 再生」第1~3話凝縮ダイジェスト版をお届けします!