大学でAI(人工知能)を研究する理系女子。男女脳の違いによる「女の機嫌の直し方」をテーマに卒論執筆中、参考に結婚式場でアルバイトをすることに。最初は「データ収集だから」とドライにトラブルに向き合うが、次第に「幸せな結婚式にしたい!」と思いが変わっていく。
結婚式場の社員。愛の上司にあたるウェディングプランナー。
「一生に一度きりのお式を、最高に幸せな結婚式に!」をモットーに、仕事に熱い思いを持つ。誠実でひたむき、だが情熱があふれすぎて空回りする面がある。愛の「トラブル解決力」を大いにあてにする。
愛が初めて担当した結婚式の新婦。
保険会社の一般職OLだが、海外転勤もありえる忙しい夫を支えるため寿退社を考えている。その分、結婚式に強い憧れを抱いている。式の準備を進めるにつれ、夫・悠への不満が爆発寸前!
愛が初めて担当した結婚式の新郎。
一流商社に勤めるエリート。良家の長男坊で、ややマザコンのきらいがある。仕事が忙しくて、結婚式の準備は妻にほぼ任せきり。最近の口癖は、「茉莉の好きにしていいよ」。
新郎・北澤悠の同僚。
実は上司と不倫関係にある。同僚全員で余興である曲を歌い踊る予定だったが、その上司と妻が式に出席し仲睦まじそうな様子を見て機嫌を損ね、「余興なんかやりたくない!」と言い出す。
新郎・北澤悠の同僚で余興メンバーの一員。
おとなしい性格から裏方を務める予定だった。「余興やらない!」と言い出した梓の機嫌を直すべく、同僚たちとともに奮闘する。実は、梓に密かな恋心を抱いている。
新郎・北澤悠の母。
お琴教室の先生で、和の文化や家柄を重んじる。本当は、息子には神社で和式婚を挙げてほしかった。その思いがくすぶり、悠の優柔不断も手伝って、式途中で嫁の茉莉と衝突してしまう。
新婦・北澤茉莉の伯母。
結婚30年、甲斐甲斐しく夫・大悟の面倒を見てきたが、長年のすれ違い、行き違い、何より夫の不遜な態度に、最近はイライラしっぱなし。熟年離婚さえ考え始めている。
新婦・北澤茉莉の伯父。
頑固で不器用で仕事優先、妻・里子をぞんざいに扱ってしまう「昭和の男」。式でスピーチをすることになり暗記に励むが、緊張もあっていつも以上に里子に厳しく当たってしまい……。