フョードル ドストエフスキー
Fjodor Dostojevskij(1821〜1881)
作家。モスクワ生まれ。軍事技術者であったが文学に転向し、1846年「貧しき人々」を発表した。サンクト・ペテルブルクの革命団体に加わり死刑の宣告を受けるが、執行直前に減刑されシベリアの強制労働に送られた。1859年にサンクト・ペテルブルクに戻り「罪と罰」(1866)を書く。他に「白痴」「カラマーゾフの兄弟」などの重要な作品がある。家庭問題と賭事による借金」、健康状態の悪化(癲癇)のために晩年は苦悩の日々であった。一時期西欧に住んだが、サンクト・ペテルブルクにジャーナリストとして働くために戻ってきた。
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