オーストリアの古都・ザルツブルク。
1756年。稀代の天才作曲家が、
この家で誕生しました。
アマデウス・モーツァルト。
アマデウス。
それは“神に愛される者”を意味成す名前。
それはモーツァルト、5歳のある日。
音楽家の父・レオポルドは驚愕します。
彼の手には楽譜。
そこにはまだあどけない息子が作った、
美しい曲が描かれていたのです。
なんという子だろう・・・。
この神に与えられた才能を、
広く伝えることこそ“天命”と信じたレオポルド。
間もなく父は、
モーツァルトの演奏旅行を決断します。
僅か6歳で、父と共にウィーンを目指したモーツァルト。
生涯に渡る遥かな旅路の、始まりでした。
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