小江戸の愛称で親しまれる川越。
大通りから路地を曲がったすぐのところに、「川越スカラ座」はあります。

明治38年からつづく、埼玉一古い映画館。
レトロ感たっぷりの味わいあるこの劇場は、多くの映画ファンから愛されています。
しかし、現在に至るまで、何度も閉館の危機があったのだといいます。

現在この劇場の運営に携わる一人である飯島さん。
12年前、先代の劇場支配人が高齢を理由に、劇場の閉鎖を考えていることを知った
地元有志の若者たちが、こんな素敵な空間を無くしてしまってはいけない、と一念発起。
全国から資金を募って、劇場の運営を引き継ぎ、この劇場を守ったんだそうです。

地元はもちろん、さまざまな人の助けによって支えられている川越の銀幕。
これもまた長く残していきたい、ココロ通う、街角の風景です。

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