放送内容

 

#7

2019年11月16日(土) OA

江戸川橋・継承される和綴じ本

都内のイベント会場で人気を集めていたのは、
日本古来の製本技術である、「和綴じ」の体験ブース。
一本の糸で和紙を縫い合わせ、一冊の本を作ります。

教えているのは、製本会社を経営する、渡邊博之さん。
「この体験を通して、子供たちが和本を好きになってくれたら…」

多くの製本会社が立ち並ぶ東京・文京区の江戸川橋に
渡邊さんの会社、「博勝堂」があります。

時代とともに機械化がすすんでも、手作業で作る「和綴じ」の文化を伝えていきたい…。
渡邊さんの想いは、和綴じの技術とともに若い世代へ受け繋がれていきます。

印刷の街・江戸川橋では、
一本の糸で紡ぐ伝統の技が、人のココロも繋いでいました。