東京・銀座。とあるビルの地下にある、昭和21年創業のカレー店「ニューキャッスル」。
現在のオーナー、飯塚健一さんは、実はこの店の元常連客。
7年ほど前、先代のオーナー・宮田さんから店の名前とレシピを受け継ぎました。

そのきっかけは飯塚さんから宮田さんへ送られた、一通の手紙――
「『力を貸してください』と書かれていた。店の味を伝承したい気持ちが伝わったんです」
宮田さんは今も、その手紙を大事に持っています。

受け継がれたのは、この店で出すただ一つのカレー。
創業以来70年以上変わらない伝統のレシピで作る「辛来飯（からいらいす）」

世代を超えて受け継がれる伝統の味が、銀座の街にありました。

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