放送内容
#14
2020年1月4日(土) OA
千葉・成田山新勝寺 大しめ縄作り
正月三が日には300万人以上が参拝に訪れる、千葉県にある成田山新勝寺。
前年の12月初旬から、初詣客を出迎えるための「大しめ縄」作りが佳境を迎えていました。
江戸時代、五穀豊穣を願って作られたと言われる
長さ6.6メートル、重さ200キロの「大しめ縄」。
準備から完成までは、およそ1ヶ月半―。
合計33本の藁の束を、一本一本丁寧につなげて仕上げていきます。
この日、先輩から藁(わら)の結い方を教わっていたのは、
成田山新勝寺に入って2年目の斉藤圭吾さん、19歳。
「多くの人に見てもらえる、やりがいある仕事。いつか先輩達より綺麗なしめ縄を作れたら…」
そう語る斉藤さんに、先輩も期待しています。
伝統の技と、人の思いが、しめ縄を通して受け継がれていました。