放送内容
#27
2020年4月4日(土) OA
東京・国立市 地元の桜を世話する桜守
東京・国立駅からのびる約1.3キロの桜並木を管理する、大谷和彦さん。
一年を通して桜の世話をする「桜守(さくらもり)」として、
この景色を30年以上守り続けています。
桜の開花前、大谷さんが地域の皆さんと歩道沿いに貼っていたのは、
地元の子供達に描いてもらった桜のポスター。
「桜を守ろう」「根をふまないで」など、桜を大事に思うメッセージが添えられています。
「桜をきっかけに自分たちの街も大事にしていこうとか、
環境のことを考えるきっかけになるといいなと思っています」
満開の桜の下、ポスターを見た人たちと会話する大谷さんは笑顔を見せていました。
一面に咲き誇る桜が、温かな想いを芽吹かせています。