放送内容
#47
2020年8月29日(土) OA
埼玉・朝霞市 三宅島の灰干し
埼玉県朝霞市にある小料理屋、「からもの」――
お店の看板メニューは、ちょっと珍しい魚の干物料理、その名も三宅島の「灰干し」。
三宅島の火山灰で食材を挟み込み、低温熟成させて作った干物です。
「臭み成分を火山灰が吸収してくれて、旨み成分が増える。
水分が残っているので、ジューシーな干物って感じです」
オーナーの寺西さんが三宅島の灰干しを知ったきっかけは、
火山の噴火があった三宅島の復興支援に参加したこと。
地元漁師の仕事を手伝うなどして親交を深めたことで、作り方を教わりました。
当時からお世話になっている三宅村の櫻田村長とは、今でも連絡を取り合う仲だそうです。
熟成した旨みとともに、絆も深まっています。