東京・葛飾区青戸にある「たこ焼き長尾」――
店内に飾られているのは、昭和初期に流行したセルロイド人形の数々。
店主の長尾さんが20年以上かけて集めた貴重なコレクションです。

「セルロイド人形には、手作りの良さ、温かみを感じる。
当時の職人さんたちが工夫して作り上げてきたセルロイドを忘れて欲しくないんです」

そんな長尾さんが、3年ほど前から通っているのが
日本でセルロイド人形を作る最後の工房と言われる「平井玩具製作所」。

長尾さんは、失われつつある伝統の技術を、自ら受け継ぐことを決め、
セルロイド職人・平井さんに弟子入りしました。

伝統の技と共に、人の想いも受け継がれていきます。

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