都心から電車でおよそ1時間、東京・青梅市の「平田鍛刀場」――
若き刀工 平田祐平さんの作る刃物は、切れ味がよく、長持ちすると評判です。

その秘密は、古くから日本刀の原料とされてきた「玉鋼（たまはがね）」。
現在、国内に300人ほどいる刀鍛冶の中でも、自家製鉄で作る刀工は数少ないと言います。

コロナ禍のいま、平田さんは地元の旅行会社と協力して、
鍛冶作業をネットで生配信する「オンラインツアー」を始めました。

撮影に訪れた、旅行会社の山地さんと鈴木さんは、地域の活性化につながると話します。

「日本人こだわりの技術を、いろんな人に知ってもらえたら嬉しいです」

若き情熱の火が、力強く燃えています。

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