千葉県富津市にあるマザー牧場――

この時期、まるで絨毯のように辺りをピンク色に染めあげる
ペチュニアの品種改良種、「桃色吐息」が見頃を迎えています。

この花畑を2年前から管理しているのが花担当・吉田さんと嵯峨（さが）さんの二人。
その道のりは苦労の連続だったと言います。

「最初の年に記録的な長雨の影響で花が全部ダメになってしまったんです。
でも、1ヶ月で復活させたんです。今でも印象に残っていますね」

今年からは花畑の広さもおよそ2倍に拡大。
およそ3万5000株の桃色吐息を、一つ一つ手入れする日々が続きます。

「広くなった分、お客さんに喜んでもらえる。やりがいがありますよ」

熱い思いが重なり、鮮やかな花を咲かせています。

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