放送内容

 

#97

2021年9月4日(土) OA

東京・豊洲 豊洲はちみつ

東京・豊洲にある、ビルの屋上。ここで7年前から、はちみつ作りが行われています。
「特産品」と呼べるものがなかった豊洲に、名物を作りたい。
そして、豊洲という街を、もっと知ってほしい—―。

そんな思いのもと、地元の商店街「豊洲商友会協同組合」の有志が集結。
すでに銀座のビルの屋上で行われていた都市型養蜂にならい、「豊洲みつばちプロジェクト」が
スタートしました。
四季折々の花の恵みが詰まった豊洲はちみつは、繊細な味わいとサラッとした食感が特徴。
メンバーは仕事の合間を縫って集まり、採蜜や瓶詰めを手作業で行っています。

4年前から、豊洲で70年続く洋菓子店「パティスリーSAKURA」の屋上でも養蜂を
開始。豊洲はちみつを使ったマドレーヌやレモンケーキなど、
7種類のはちみつスイーツが誕生し、豊洲の新名物に。

さらに、ミツバチが蜜を集めやすい街にするため、ゴミ拾いや花を植える活動が広がっています。

はちみつが、地域の絆を強く結んでいます。