2024.05.11 OA
この商店街、一体どうなる!?
正義(森本慎太郎)たちが保険金目当ての偽装強盗をしていることが商店街の店主たちの間で広まり始めていた。そうとは知らない正義は、彩(森川葵)とのギクシャクした夫婦関係を立て直すことで頭がいっぱい。毎晩スナックで働く彩が一体どんな接客をしているのか…気になってスナックまで迎えに行く正義は、憎き商店会長・大村(船越英一郎)にベッタリくっついて接客する彩を見て余計不安に…。
そんな正義の元を、商店街で時計店を営む向井(竹財輝之助)が夜中に突然訪ねて来る。一体何の話かと思ったら、「もうお金出た?」。強盗被害のことを根掘り葉掘り聞いてくる向井は、「うちもやりたいんだよ。やり方を教えてもらえない?」…やっぱり偽装強盗に気付いていた…!
父親から時計店を継いだ向井は、ネット販売を始めて売り上げを伸ばしたものの、詐欺に遭って借金を抱える羽目に。困っているのに大村はちっともお金を貸してくれない…と恨み節を並べる向井は、無理やり入らされた保険を利用して大村に仕返ししてやりたいと憤る。
大村に一泡吹かせられるなら…と依頼を引き受ける正義は、向井のことが大嫌いな荒木(浜野謙太)を説得し、シュン(曽田陵介)も誘って3度目の偽装強盗に臨むが、致命的なミスを犯してしまって…。
偽装強盗のウワサが徐々に広まる中、大村に不満を持つ店主たちがついに立ち上がる!しかし、正義たちのミスに警察が感づいて…。彩とシュンの距離もますます縮まる!?怒涛の第3話!!
3度目の偽装強盗。準備万端で向井時計店に踏み込む正義たち。まずは荒木が向井を殴ってショーケースの鍵を奪う段取りだったが、実は人を殴ったことがない荒木は本番になって急に尻込みしてしまい、手が出ない…。見かねた正義が向井を殴り、向井が大げさに倒れ込む。保険金をより多くもらうため、自分で自分を殴る向井。その後は予定通りにショーケースから高級時計を盗み出すフリをして退散するが、シュンはみんなの目を盗んで女物の時計を1つ、こっそり自分のポケットに入れてしまう…。
「段取り通りにやってくれよ」…向井を殴らなかった荒木を正義が責めると、荒木は逆ギレして、「おまえはもっと協力してくれた人に感謝しろ!俺はもうやらないからな!」と憤慨。正義と荒木の友情に亀裂が入り…。
そんな中、シャッター商店街に激震が走る。大村が、商店街の家賃と地代を20パーセント値上げすると発表したのだ。弱者を食い物にする大村に猛反発する店主たちは、こうなったら自分たちの身は自分たちで守るしかない…と、ウワサに聞いた偽装強盗を決意。「やり方を教えてほしい」と頼み込まれた正義は「偽装強盗なんてしていない」とシラを切ろうとするものの、調子に乗った荒木が全てを暴露し、「やってやろうぜ!見返してやんだよ!俺たちだって、みんなで集まればできんだろ!」と店主たちをたき付ける。「やってやる!」と目を輝かせて奮い立つ店主たちを見ているうちに、正義の胸にも次第にアツいものが込み上げてきて…。
正義と荒木から偽装強盗のやり方を教わった店主たちは、覆面をかぶり、おのおのが狙った店で偽装強盗を決行。古本屋、文具店、お茶のり店…商店街で次々と起こる連続強盗事件に、大村も保険会社も大慌て。「一体何が起きてるんだ」と動揺を隠せない大村に、息子・光一(伊藤健太郎)が冷たく言い放つ…「ここからはウチがやりますから。あんたに任せてたら、いつになるか分かりませんから」。父親を見下すような態度の光一は、何かをたくらんでいるようで…。
さらに、刑事の澤本(吉川愛)と日下部(宇野祥平)が向井時計店の防犯カメラ映像に不審な点を発見!もしかして偽装強盗がバレた!?一方その頃、シュンは向井の店から盗んだ高級腕時計を彩にプレゼントしていて…。正義の知らないところで、運命の歯車が大きく狂い始める…!!