「いい夫婦の日」の11月22日(土)、第26回目となる「ママモコモくらぶセミナー」が汐留の日本テレビで行われました!進行役は日本テレビの葉山エレーヌアナウンサー。
クリスマスまであと1ヶ月ということでドキドキの季節ですが、今回はそんなクリスマスにちなんだイベントです!
では一体どんな1日になったのでしょうか!?レポートしていきます!
「指で」描くアート!?
この日のテーマは…「南仏発祥の絵の具を使って『指で』描くアート~プロに教わるクリスマス・リース創作~」。そう、プロのアーティストの方を招いてのクリスマス・リース作りです。
でも「指で」描くアートって!?一体どんなクリスマス・リースができるの!?そんなワクワクした思いで集まってくれた参加者の皆さんの前に、葉山エレーヌアナが登場。
「クリスマスの準備始めた~?」「もうツリーがあるというお友達は~?」「絵を描くのが好きなお友達は~?」といった質問に大きな声で「は~い!」と答えてくれた皆さん。今回も元気よくイベントスタートです!
モコたろう、ココモちゃんと「ママモコモたいそう」!
まずは番組キャラクターのモコたろうとココモちゃんが登場!会場の雰囲気が一気に盛り上がります。
そしてみんなで「ママモコモたいそう」!音楽が流れると、みんな真剣な表情でたいそうです!
中にはモコたろうやココモちゃんもびっくりのキレのある動きを見せてくれたお子さんも!ちょっと肌寒い季節になりましたが、ホールが熱気に包まれます。
プロの芸術家の先生たちが登場!
「ママモコモたいそう」で会場の雰囲気も和んだところで、いよいよ今回の先生たちの登場です。
来てくれたのは、洋画家の妃香利(ひかり)先生、そしてきり絵作家のCHIKU先生、平面立体作家のサオリ・ルイーズ・タテベ先生です。
妃香利先生は「ママモコモてれび」ホームページのフィンガーペイントのコラムにもご登場頂きましたが、油絵の学校、アートマスターズスクールの卒業制作ではグランプリを受賞、その後プロの道に進まれた洋画家。現在は百貨店、美術画廊で個展などを開催するかたわら、読売・日本テレビ文化センター「よみうりカルチャー恵比寿」などでフィンガーペイントの教室やワークショップを行っているアーティストです。
そしてCHIKU先生、サオリ・ルイーズ・タテベ先生は、妃香利先生と同じく、個人で活躍されている芸術家ですが、以前は「イレブン・ガールズ・アート・コレクション」という、日本初の女性アーティストユニットでご一緒に活躍されていました。
そんなプロの皆さんが直接クリスマス・リースの作り方を教えてくれるとあって、お子さんたちはもちろんママ・パパも興味津々です。
南仏発祥の絵の具で、妃香利先生がフィンガーペイントのお手本!
まず妃香利先生が「指で」描くクリスマス・リース作りのお手本を見せてくれました。
使う道具は、南フランス・プロヴァンスにあるPebeo(ペベオ)というメーカーのフィンガーペイント用の絵の具です。
この絵の具は、フランスの数多くの巨匠画家に愛されたメーカーのものだけあって、発色の良さが特徴。しかも水性で安全性が高いということで、妃香利先生も一押しです。
妃香利先生はこの12色もあるフィンガーペイント用の絵の具で、筆を使わず指でキャンバスに絵を描いていきます。
先生はツリーと羊をあっという間に描き上げてくれましたが、大きなポイントは、絵の具“混ぜ方”と“”塗り方”。
普通の絵の具ですと、完全に混ぜてから塗ることが多いですが、この絵の具は、完全に混ぜないで、まだそれぞれの色が残るくらいの状態で塗ると、油絵のような味わいが出るそうです。
そして塗り方も、油絵のように絵の具を重ねて塗ると、独特の深みのある絵になります。
この他にも、この絵の具を使ったフィンガーペイントのコツは、たくさんあるので、興味のある方は「ママモコモてれび」ホームページのコラムページをご覧ください。
創作①オーナメント~巨大リース作り
妃香利先生のお手本を見せてもらったら、いよいよ作品作りです。まずは、クリスマスにちなんだオーナメント(飾り)から!
雪だるま、ツリー、くつ下、天使、星など、様々な台紙に、フィンガーペイント用の絵の具で、色を塗っていきます。
先生に教わったとおり、絵の具の混ぜ方を工夫しながら、指にたっぷりと絵の具をつけて、思い思いの色を塗っていくお子さんたち。
この絵の具は、さらっと、またトロトロしていて、とても感触がいいので、塗るだけで楽しそう!お気に入りのオーナメントが次々とできていきます。
妃香利先生やCHIKU先生、サオリ・ルイーズ・タテベ先生たちも会場を周ってお子さんたちにアドバイス。葉山エレーヌアナもオーナメント作りに挑戦し、絵の具の感触にすっかりハマってしまったようでした。
できあがったオーナメントは、巨大なパネルに貼ってきます。
みんなのオーナメントが集まって、巨大なクリスマス・リースに!
さらに、雪をイメージした手型もペタペタ押して、とっても素敵な巨大リースに!ただ、まだ完成ではありません。
そう、妃香利先生がフィンガーペイントであっという間にサンタクロースを描いてくれました!このプロの技に会場からは思わず拍手が!みんなが力を合わせて作った、大きな大きなクリスマス・リースの完成です!
創作②お家用のクリスマス・リース作り
オーナメントでコツをつかんだ皆さんは、今度はお持ち帰り用のクリスマス・リース作りです。
木の板に好きな色で色を塗ったり、雪だるまなど絵を描いたり、自由に創作。妃香利先生からは「お家で飾る場所をイメージして、その場所にはどんなリースが似合うかな?と考えると素敵なリースができますよ」「木のベージュ色を上手に活かすといいかもしれません」といったアドバイスが!
この絵の具はすぐに乾くので、間違って塗ってしまった場合でも、重ねて塗ればOK。ですからお子さんたちはのびのびとアートを楽しむことができます。
みんな、夢中になってフィンガーペイントに挑戦し、お気に入りのとっても素敵なクリスマス・リースができました!
妃香利先生からメッセージ
あっという間のクリスマス・リース作りのあと、メインで教えてくれた妃香利先生から「みんな、力を合わせて一つの作品を作れたし、お家で楽しめるものも作れたし、想像以上にカラフルで素敵な作品を作ってくれてとってもよかったと思います」「アートで大事なことは、上手に描こうとか、こういうものをやらないといけないとか枠にとらわれず、絵や色を楽しむことが、表現力の幅の広さにつながっていくと思います。ですからどんどん作品数を増やして頑張ってください」というメッセージが!
妃香利先生、CHIKU先生、サオリ・ルイーズ・タテベ先生、そしてお手伝い頂いた若手作家の皆さん、ありがとうございました!
参加者全員で記念撮影!
作ったクリスマス・リースはおみやげに!
皆さんが作ったクリスマス・リースは、リボンをつけておみやげに!
また、妃香利先生のポストカードなどもおみやげとしてプレゼントさせて頂きました!
ご参加いただいた方々の感想
さいとうさんファミリー
「普段、手のよごれを気にせず遊べる場所というのは少ないので、今回は思い切り遊べてよかったです。フィンガーペイント用の絵の具は、普通の絵の具より感触がかためで、子どもでも色をつけやすく、使いやすかったです。『ママモコモてれび』のイベントは番組のホームページを見て、初めて参加しました。とても楽しかったので、もっと早くに知っておけばよかったです(笑)」
くどうさんファミリー
「ナナイロペリカンさんのブログを見ていてこのイベントを知り、参加しました。フィンガーペイントは、いつもは“よごれるからダメ”というところを、思い切り楽しめたのでよかったです。手型も楽しそうに何回も押していました。指を使って大胆に絵を描く、という機会はあまりないので、子どもより親のほうが夢中になってしまったほどです。フィンガーペイント用の絵の具は感触がいいですし、パールカラーの発色がいいのもよかったです。指に色がついても水ですぐ落ちるので使いやすいですね」
こいそさんファミリー
「子どもは目いっぱい楽しんでいました。クリスマス・リースには、雪だるま、クリスマスツリー、流れ星などを描いていました。フィンガーペイント用の絵の具を使ったのは初めてでしたが、筆などの道具がいらないので、筆づかいやタッチといった難しいことを考えず、思ったままに描けるのがいいと思いました。妃香利先生は親しみやすく、またわかりやすく教えてくれました。子どもは流れ星が上手と褒められてうれしそうでした」
むらさんファミリー
「友人の紹介で参加しました。普段、子どもと一緒にこういった工作をする機会はあまりないので、とても有意義な時間でした。子どもは塗るのが難しかったようですが、楽しめました。妃香利先生に教えてもらったことは勉強になりましたね」