子育てハッピーライフシェアリング
ママモコモくらぶ 春まつり2015

くわばたりえの“子育てバタバタ”トークショー

3月7日(土)「ママモコモくらぶ 春まつり2015」では、現在も第三子妊娠中、子育てブログや本がママさんたちに大人気のくわばたりえさんのトークショーを開催! 涙あり、笑いあり、工夫ありの、くわばたさんの赤裸々トーク!
司会は、日本テレビアナウンサー徳島えりかでお届けしました。

最後には涙もちょっと。。。
そんなハートフルなトークライブの全貌をご紹介いたします♪

号泣子育て

くわばたさんの子育ての特徴は子育てに仕事にとにかく一生懸命!
だから?とにかく涙を流すことが多い!ということ。

そこで、喜怒哀楽、4 つの涙について伺いました!

■喜びの涙

喜びの涙1 喜びの涙2

「第一子出産の時は、まだ赤ちゃんと繋がっている“へその緒”を握らせてもらった瞬間に号泣。

やっと会えた喜びは、言葉にできないほど、感動的でした。

第二子出産の時は、次男に対して、『生まれてきてありがとう!』という感動とともに、あの小さかった長男がお兄ちゃんになるんだという感動も重なって、いろんな涙が出ました」と語るくわばたさん。

2回目の出産シーンをテレビ番組で公開したことでも話題になりましたが、「別にくわばたの出産シーンなんか見たくないわ!」という批判も覚悟の上で、公開出産に踏み切ったわけを話してくださいました。
例えば、道に迷った子どもたちが、「自分の命も、こうしてお母さんが大変な思いをして産んでくれたんだ」と知ったり、育児に疲れたお母さんが「自分も出産したとき、こんな喜びを味わったんだ」ということを思い出してくれたりすることを願って、あえてYouTube に公開したんですって。

確かに、子育ての日々を送っているとお腹に宿った時の喜び、生まれてきてくれた時の喜びを忘れそうになる瞬間があります。
自分自身も、そして我が子のためにも、こういう動画ってすごいパワーがあるのかもしれません。
元気に生まれてくれたことは「当たり前」なんかじゃない。
すごく奇跡なんだって、思い出すことができました。

怒りの涙

■怒りの涙

自分がイライラしている時とか、子どもに対して、つい怒鳴ったり、理不尽な怒り方をしてまうというくわばたさん。

そんな時、
「なんで私、こんな言い方しかできへんの」と、自分に対して怒りの涙が込み上げてくると告白。

「ちょっと冷静になってから、子どもに『さっきは怖かったよね、怒ってごめんね・・・』って言うと、子どもは、『怖かったけど、でもママ大好きだよ』みたいなことを言ってくれる。
ママになる前は、母親が子どもに愛情を注ぐもんだと思っていたけど、実は、母親の方が、子どもから愛情を注がれまくっているんですよね。
そんな健気なわが子に、反省を含めて謝る時、涙が出てしまいます」

悲しみの涙

■悲しみの涙

生後1~2か月の頃、育児でフラフラの時に、仕事で疲れて帰ってきた旦那と、どっちが皿を洗うかでもめて、それまで溜めていたストレスが爆発したことがあるそうです。

「『子どもは、旦那が会社に行った後も、1日泣いてるし、ご飯作る時もずっとおんぶで、肩はカチカチ。子どもが寝なくて自分もぜんぜん眠れてないから、ちょっとだけでも寝てもらいたいと、ベビーカーで外に連れてって、やっと寝たと思って、家の玄関開けたらまた起きるから、振り出しに戻って、とにかく何もできへんねん!』みたいなことをブチまけたら、母乳あげた後、2時間くらい旦那が子どもを見てくれることになって。
それで、財布と携帯だけもって久々にひとりで外出したんです。

玄関で、まず身軽さに新鮮な驚きがあったけど、一人だけで歩きながら、コンビニのガラスに映る自分の姿を見たら、めっちゃ身軽にスタスタ歩く自分の姿が映っていて、それ見て号泣してしまいました!
その時、
ママになる前は当たり前だった、ひとり歩きできるってことが、ママになるとものすごく特別な時間。
ママこそ、1人の時間を少しでも作るって事が、すごく大事なんだと実感しました」

■笑いの涙

笑いの涙

どんなに子育てが大変であろうと、子どもの可愛い行動には、癒されて泣き笑いしてしまう!!

最近一番笑ったのは、節分での出来事。

「長男は鬼をめちゃくちゃ怖がってて、保育園行くときにも世節分の日は
『鬼がくる!』
と、大騒ぎだったので、仕方なくその辺にあったお守りを渡して『これ、ポケットに入れといたら、鬼こないから大丈夫!』と言ったら、『でもポケットから落ちたら大変!』ってまだ心配してて。

で、何やらモゾモゾやってるので、よく見てみたら、なんと!
お守りをお尻の穴につめようとしてるんですよ!

『これなら絶対に身体から離れない!』って。

その一生懸命さに、笑いながら涙が出てしまいました!(笑)」

仕事と子育て

くわばたりえさんの24時間

基本、保育園の送り迎えから、子どものご飯、お風呂、寝かしつけ、その他の家事まで、一人でやっているというくわばたさん。

お迎えに行ってから寝かしつけるまでの間が、毎日「総理大臣」並の分刻みのスケジュールで、本当に大変だそうです。
特に、予定した時間に、スムースに二人の息子をお風呂に入れるのは至難の技!
ここで、くわばた家のオモシロ作戦を話してくださいました。

『全裸鬼ごっこ』。

名前の通り、子どもたちも、くわばたさんも、お風呂を前に、全裸になる!
そこでなんと、「鬼ごっこ」するという もの!!

「お風呂になかなか入らない子どもたちが、鬼ごっことなると、すぐに服を脱ぐし、隠れてる自分も、キッチンの隅っこででターミネーター登場シーンみたいな恰好してると、
バカバカしくて笑っちゃう。(笑)
みんなでゲラゲラ笑いながらいいリラックスタイムになるんです」

一緒にいられる時間をいかに楽しく過ごせるか、試行錯誤して編み出した全裸作戦。

一生懸命体当たりで子育てしてくれたという「全裸ターミネーターママ」の想い出は、きっと子どもたちの宝物になるんでしょうね♪

手抜き! 息抜き! 理屈抜き!

手抜き! 息抜き! 理屈抜き!

そんな、毎日フル回転のくわばたさんの息抜き、それは、『思い切り手抜きをする日』を作ること。
くわばたさんにとって、「手抜き=息抜き」。

ママ業を「手抜きした」と思わずに、元気でいるために「息抜きした」と思うことが大事なんだそうです。

では、具体的には、一体何をするのか?
それは、
「1日中何も作らない(料理しない)日を決める」!!

「朝は、パンとヨーグルトとバナナ、昼は息子たちとワイワイ握ったおにぎり持って公園に行って、夜は、レトルトカレーで済ます。レトルト使うっていうのを手抜きだと思ったら自分がしんどいから、息抜きだと思うようにしてみました。そしたらレトルト使う罪悪感もなくなって本当にラク!

この作戦のコツは、休日の朝、起きてからじゃなく、前日に決行を決めること!
前の日に。。。『明日はやらない!』と決めると、心の底からめっちゃ楽しくリラックスできるようになったんです。

前の夜は、子どもを寝かしつけた後、好きなドラマをゆっくり観て、次の日もご飯の心配をせずに、ゆったりと過ごす。
明日、子どもたちと何をしようかと、本気でワクワクできる!! 」と。

そんなちょっとの息抜きで、気持ちに余裕が生まれる。
そんな日はぜひ、パパにも「僕もレトルトでいいよ」と、協力してもらいたいですよね♪

最後に、くわばたさんからのメッセージ♪

くわばたさんからのメッセージは、コチラ♪

「『子どもの為に、子どもの為に』と思って子育てすると、しんどくなる。
だから、たまには、『自分のために』を一番に持ってくる日を作ってもいいと思うんです。
例えば、がんばり過ぎて辛くなる前に、一時預かりを利用するとか、習い事を1個減らして、どっかに子ども預けて映画を観に行くとか、ぜんぜんやっていいと思う。
よく育児に疲れた母親の悲しいニュースを聞きますが、
『100点の母にならんでいい。0点の母じゃなかったらええやん』と本気で思います。
事件を起こしてしまう母親は、そこに至るまでにたくさん頑張って、本当につらかったんだと思う。

でも事件になってしまったら、残念だけどそれは0点。
だから最後に絶対0点にならない為に、自分の息抜きを絶対必要として欲しいし、困った時には絶対誰かに『助けて下さい!』っていう勇気を持っていただきたいなと思います」

最後は、涙ぐみながら、一生懸命にメッセージを伝えてくれた、くわばたりえさん。
来場してくだったママパパの胸にもしっかり届いていたと思います。

次回は、「森永乳業さんによる、育児に役立つセミナー」の内容をレポート致します!

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